2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

アイヒマン化する学校と王様を欲しがった蛙

安楽椅子探偵です。人を操るコツというのがありまして、ナポレオンは、それを「恐怖」と「利益」と言いました。あの条例はよくできていて、作った人たちが思った以上に現場に畏怖を与えたんだと思います。そして現場は(自身の生活のために)暴走した。で、…

黒髪強制に至るまで 大阪教育改革の失敗

黒髪強制に至るまで 大阪教育改革の失敗 予見されていた大阪の未来 追記を含めて長いです。 現状を変えようとしたら、良くなるどころか悪化してしまった。さらに海外で失敗している制度を何の脈絡(批判)なしに導入した。薬で言うと海外で治験して悪い結果…

教育の国家管理への道

国家が家族に介入って…「家庭教育支援法案」が描く恐怖の未来図(大前 治) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)戦後の教育は国家管理から住民管理へ移行しました。教育委員会と教育長の公選制(選挙)ですね。教員免許が自治体発行の理由。たぶんそのうち国家管…

兵站から詰む日本の教育とカイカク詐欺師たち

教員の多忙 授業準備できず(内田良) - 個人 - Yahoo!ニュースずっと言い続けているが、時間が圧倒的に足らない。表層的な話題に終始し、本質を外した議論に教育改革を上げる政治家がこれに乗る。これは大阪でポピュリズムという形で具現化した。国会の文教族…

素人政治の負債 東京の豊洲問題

http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20171006/0001570.html 東京都は、これまで事後公表だった予定価格を事前に公表して3回目の募集を急ぐことにしていますが、 経緯を知らないとおかしくなるのはどこも一緒か。小池知事ブレーン団は、過去からの議論を積…

ポピュリズムと立憲主義

「立憲主義」ってなあに?(江川紹子) - 個人 - Yahoo!ニュース伊藤博文のお話はたぶん憲法義解だと思います。憲法義解 (岩波文庫)作者: 伊藤博文,宮沢俊義出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1989メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (6件) を…

お役所のコストセンター

公務員やってる知人の話では,来庁者から見える席の上にお茶だのジュースだのが置いてあるのを見つけると,勤務時間内に飲んでいなくても,ソレについていかがなものか一言申しあげたいっていうヒマな市民が朝一で来て,窓口を一つ塞いじゃうとのこと. http…