値段は質に直結する

日本のウェブメディアは二度死ぬ: やまもといちろうBLOG(ブログ)
コメント欄に私の言いたいことが書かれていました。値段と質は一致するように収斂していきます。

ちなみにそのあたりのメディアさんがライターに払うのは1記事1000円前後でありまして、そうなるとライター側も1記事に30分もかけてられない。海外から記事をひっぱって翻訳するにしても、意味とか背景とか分析してられないわけで…。本職のライターさんは逃げちゃうから、ライターのワナビーだけでサイトが構築されていくという感じ…。「てにおは」からして身についてないって感じの文章が横行する原因ってこれかなあと思ってます。
Posted by: twisted | 2011.08.23 at 09:02

これからは無料に近いネタ的なものと、お金をかけて分析した質の高い文章、つまり有料記事に分かれていくと思います。

新聞はこの間なので結構きつい商売になる。情報の正確性は高い(裏取りしている)が質(分析)は高くない。紙面の都合もあるし調査報道はお金がかかり、なおかつ売り上げに反映しにくいので経営的にはやって欲しくない。

問題は世間の常識が質の低い煽り記事レベルで構築されることです。フジテレビの問題も本質は洗脳メディアの質です。伝播力が強いのでそれで意見が集約されると、とんでもない結論が出てしまうかも知れません。有料は表に出ないですからね。近所の噂話が好きな井戸端会議がネット上にできたと考えれば不思議な不思議な話ではなないとも思います。

力を持つ者の能力という古くて新しい問題です。