geopoliticsさんの日記(無回転思考)

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教育でのだまし方

とある私立高校の授業の実態 - Togetter
教育のレベルを下げている(高くない)と思われると客が来ないので、これは「私たちは一年生の時から受験対策に力を入れています」という宣伝の可能性がある。スポンサーである母親は騙される。自称進学校ならこの手のやり方もありかも知れない。

授業時間を多く確保するというのは正しい。しかし教員の負担が増えるので兵站に問題が出る。補給無しでやる場合、「合理的」な判断でこのような手抜きになる可能性を指摘しておきたい。あくまで運営側(理事会)の問題ですかね。大相撲の八百長問題と同じです。下っ端はできあがった枠内でしか生きられない。ちなみに本当の進学校では生徒は自分で勉強します。

人は意外に合理的 新しい経済学で日常生活を読み解く

人は意外に合理的 新しい経済学で日常生活を読み解く

多くの人が教育に関して意見を言うが、ほとんど素人なので騙しが効く。実態を調査すると意外に悪くなかったり、思ってた通りの結果だということはある。我々のような非専門家は少なくともその筋の専門書を読んでいないと教育幻想から逃れられない。
教育改革の幻想 (ちくま新書)

教育改革の幻想 (ちくま新書)

教育は教師の質より数がものを言う。これは医療も介護も同じと思われる。人の質より数の方がカバーしやすい。人件費問題が解決しない限り改革は失敗する。優秀な人は限られているという当たり前の前提を無視してはならない。

本当の進学校の実態が書かれていて参考になる。

僕はいわゆる超進学校だったけど、学校の授業は全て先生の趣味の範囲で行なっていて(高校の範囲は完全に無視)、受験勉強は自主的に行なっていた。校風もあろうが、それが自分や周りにはベストだったようだ。
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必要なことは自分で勝手に勉強して,塾等でフォロー,わからない部分は教師捕まえ聞くので十分,授業はそれ以外のプラスアルファに過ぎない優秀校と形の上で同じことやって給料もらってる教師陣というだけかも。
はてなブックマーク - とある私立高校の授業の実態 - Togetter

本当の進学校はこのような感じでほぼ生徒の自主性で片が付く。進学校は優秀な教師ではなく優秀な生徒がいるのが真実のようです。教育経済学の調査ではそのような結果が出ています。ただし中高一貫校という特殊な環境です。中高一貫校の場合、平均すると学校に教育効果は無く(入学時と卒業時に差がない)、ほぼその生徒の質で進学先が決まる。

勉強が出来ない生徒に勉強をさせるのは大変な労力がいるのだが、その労力を誰も支払わないので、ある一定の線で頭打ちになる。

追記
一部表現を見直し。断定調に書くとブログでは受けがいいが、やっぱり誠実に生きないとね。

とある私立高校の授業の実態(2) - Togetter

渦中の人間には異常さに気づきづらい

これこそが問題です。
自称進学校を見抜くこつは0時間目と7時間目、土曜日授業かな。先生だって労働者だからリソースの上乗せがない限り手抜きも起こる。建設業で行われる手抜き工事も金さえ出せばしっかりと工事するが、現状でしっかり工事すると赤字になるのでどこかで手を抜くしか生き残れない。そして素人が損をする。