遺伝ではないです。遺伝以外の話です。
ちなみに遺伝はこれ。
RIETI - 日本における教育機会の不平等:行動遺伝学的アプローチ
日本において、遺伝の影響を考慮したうえでもなお、生まれ育つ家庭による機会の不平等が存在することを示唆している。
赤字強調引用者付記
英国の階級社会はこのグラフ1枚で語れる
ラッセルグループ(名門24大)の大学に下層階級出身の学生が少ないこと、下層階級出身の学生が多い大学ほど入学1年目のドロップアウト率が高いことがわかる pic.twitter.com/MDDHbjUM49
— Spica (@Kelangdbn) 2014, 1月 14
田舎の中学生、マジ危険。勉強してると、「おーいガリ勉」って言いながら窓の外から石投げてくるし、こんなところは勉強して抜け出そうという気持ちを挫こうとする。体験者談。
— Yuki Asaba(浅羽祐樹)bot (@YukiAsaba) November 3, 2013
地方では「どの高校に入るか」でその後の人生はほとんど決まってしまいます。15歳で人生が決まるのであれば「子どもの自主性に期待する」より「親が手取り足取りする」ほうが明らかに有利になってしまう。これはけっこう深刻なことです。
— 渡邊芳之 (@ynabe39) April 18, 2012
貧しい家に生まれるとカネがないこと自体も不幸なんだが、一番致命的なのは「ヤンキーが格好いい」とか「勉強はダサい」とかいう『価値観』に染まることだと思うんです。
僕みたいに田舎出身だと、小さいころは可愛くて利発だった友達がどんどんダークサイドに落ちていく事例をたくさん見てきた。
— 野瀬大樹 (@hirokinose) 2015, 1月 11
実際問題、ちょっと勉強を頑張って(全科目でGPA2.0という本当に低い水準)、優秀者として職員室に張り出されるだけで、ギャングに銃で脅されるような学校で、一体何が出来るんでしょうな?
— 畠山勝太/サルタック (@ShotaHatakeyama) 2017年11月15日
ガラ悪い街に住む1番リスクは拉致られそうになる(過去2回経験)でも、金属バットでいきなり殴られる(過去1回)でもなく、保育園の時はいい奴だった子供がいつの間にか悪い人間に育ってしまう事だと思う(全て実体験)
[B! 不動産] 魑魅魍魎蠢く不動産の世界より、クソ物件オブザイヤー2017(心が震えた傑作選) : 市況かぶ全力2階建
足立区ともなるとコンビニの注意書きもハイレベルですよ pic.twitter.com/GKWUXmA4IQ
— 店長@レイフレ19 H24お手伝い (@curetencho) 2018年8月28日
東京都足立区のとあるコンビニの貼り紙がインパクト強くて「ワイルドすぎ」でも足立区にもいいところはある! - Togetter
- 作者:逢阪まさよし+DEEP案内編集部
- 発売日: 2017/06/15
- メディア: 単行本
オペラを楽しめなくても人生は楽しめるのか?「フランスでは下層階級はハイカルチャーの香りがするものを排除する」からのフランス教育事情。 - Togetter
@npratc これこそが格差…低所得層の家で育つ子供に比べ、両親が専門職の家のコは3歳までに3000万単語以上多くを聞いて育つ。幼稚園に入る時点で、将来の学力に影響する差がこれほどはっきり出ているとは… http://t.co/vhkhcbyjgP
— 2/5刊行『ヴァティカンの正体』岩渕潤子 (@tawarayasotatsu) 2014, 3月 17
学生の卒業率を分析してみて思ったこと。一般の人は「卒業のチャンスが低い人を助けろ」って思うみたいだけど、統計屋は「卒業のチャンスが50%に近い人から助けろ」って結論になる。
— Willy OES (@willyoes) 2014, 12月 11
2012-05-27はてなブログ
[B! 教育] はてなブログ
という二つの記事に関しての参考文献を二冊ほど。
- 作者:吉川 徹
- 発売日: 2009/03/01
- メディア: 新書
- 作者:橋本 健二
- 発売日: 2011/12/01
- メディア: 新書
Nature versus nurture - Wikipedia
学力の問題は本質として親の問題であり、地域の特性(似た人が集まる)でもあるんですが、その当たりがタブーなのか、批判されるのはその部分を除して残った学校ということになっております。ちなみに学校間格差というより中身=生徒の格差が問題で、進学校も先生ではなく生徒の入学時の質でほぼ決まります。つまり学校は通過するだけで本質的には影響がありません(だそうです)。もちろん良い友達や多感な青春時代を過ごす場というすばらしい機能はありますけど。
だから学校間の競争を煽っても問題は絶対に解決しないどころかより悪化することが目に見えています。予算の上限が決まっているのでその制約線の上を行くとはありません。なぜかというと社会的・経済的要因を取り除くと子供の学力格差はほとんど無いからです(全体の傾向として無いそうです)。
つまり学校をマクロ視点でみると現時点で最高の状態であり、これ以上は戦力投入(お金)をしない限り現実は変わらないと言うことです。断定調で書きましたが、学術的には差がないとか、有効性を確認できないなど回りくどい言い方になると思います。
http://irorio.jp/hinakomoriyama/20130201/45733/
子供が「勉強をする」か「諦めるか」は彼らなりの合理的な判断です。これは黒人問題と似ていて、勉強しないから採用しないのか、採用されない(と予測できる)から勉強しないのかという卵と鶏問題です。
一般的に黒人の学力は白人と比べて落ちる。また黒人が多い地区は低学力で貧困地域です。黒人が黒人の足を引っ張る=白人にこびを売った裏切り者として勉強する黒人を内部で差別するというのもあるようです。黒人を貧困層と変えるとどうなるのかなあと思います。
勉強をすることが普通ではない世界で「高学歴」組の絶望感。
http://d.hatena.ne.jp/potato_gnocchi/20130809/p1
日本では勉強組を地元組が引きづりおろそうと邪魔をします。
低学歴と高学歴の世界の溝
貧しさがあなたの頭をニブくする | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
Yahoo!ブログ サービス終了
週現スペシャル 大研究 遺伝するもの、しないもの【第1部】一覧表でまるわかり 遺伝する才能、しない才能、微妙なもの(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/6)
黒人「差別」の話は下記の本で。差別が合理的に行われてしまう危険性があります。
- 作者:ティム ハーフォード
- 発売日: 2008/11/20
- メディア: 単行本
小悪魔アゲハなんで売れたか知ってます? あれが、ある種の階層の女の子にとって憧れの「きらびやかな」世界だからですよ。現在自分が置かれた立場から想像しうる「きらびやかな世界」はあそこなんですよ。だからあの雑誌、地方に行けば行くほど売れる。現実と夢の妥協点がそこだったの。
はてなブログ
子供の夢がキャバクラ嬢というリアルに聞いたことがあります。彼女らにとってテレビタレントとキャバクラ嬢に大きな違いはないと思います。手に届くのがキャバクラでその上位互換がアイドルなどのテレビタレントだと。
栃木の田舎に住んでた身としてはホントによくわかる話。TSUTAYAに大学受験向けの参考書とか皆無で書店もほぼ無いんだぜ。子供たちにネットを使わせるしかないんだけどそこにすら親の理解がない
[B! 教育] DQNの教育問題について、またはわたしもDQNであるということ - はてなの鴨澤
- 作者:朝比奈 なを
- 発売日: 2011/12/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
環境は予算=増税なのでやりたくないでしょうね。金利と同じで借りる側のリスクを計算するとどうしても高くなるが、制度として強制的に低くすると貸せる人が減る。上限を超える金利負担を税金で賄うというのもありますが財政的に難しいでしょう。教育はこれと似た話です。
わかっていても手のつけようがないなら何も言わない方がいいというのが現在の状況なのかも知れません。頭の良さと学校(勉強)の効果
資質って残酷なもんで、教育を与えられかどうかと無関係に、資質のある子って理解が早かったりするんですよ。仕事もできる。ただ、一定ラインで「こつん」と壁に突き当たる。それは俺の仕事であるコンビニでいうと、店内での仕事は完璧にできても、小売業界を広く眺めて、そこから今後の流れとかを汲み取ってきて、それを今後の経営方針に反映する、みたいなところができない。経験レベルで得られる知識を越えた範囲のものが必要とされるから。
はてなブログ
これはよく言われる話で、知的訓練を怠るとあるところで止まってしまいます。頭の良さは必要ですが訓練の質が悪いと壁にぶつかってしまう。質の悪い訓練とは日常です。日常の中の非日常が勉強になります。
メタ認知というか市場が現実(見えるところ)で止まって、その裏にある背景まで届かない。そういったものを読み取るのは例えば数字の羅列である統計など読み慣れている人(文脈がわかるというか、文脈があるというのがコスト無しに理解できている)だとある程度わかるのだと思う。
http://jp.wsj.com/Life-Style/node_466702
IQは遺伝子に組み込まれているのか−双子の研究で学界も変化
この知能の遺伝性の高さは、もっぱら非貧困家族、つまり中間階層に当てはまる。つまり、飢餓や病気に悩む状態での子育てや環境はIQに影響をもたらすのだ。バージニア大学のエリック・タークハイマー氏のチームは、最も不利な環境にある家庭ではIQの遺伝度が下がり、共有する家庭環境から影響を受ける度合いが60%に上がったことを実証した。
- 作者:恒吉 僚子
- 発売日: 1992/03/01
- メディア: 新書
「我慢できる人」は脳が違う? | WIRED.jp
その結果、1分以内にベルを鳴らした子どもたちは、学校でも家庭でも行動上の問題を抱えている率が高いことが分かった。教室での問題行動も多く、かんしゃくを抑えるのも難しかった。そして、15分待てた子どもは、30秒しか待てなかった子どもよりも、SAT(大学進学適性試験)のスコアが平均して210点高かった。
マシュマロ試験の追跡
Marshmallow test points to biological basis for delayed gratification -- ScienceDaily
マシュマロ・テスト――成功する子・しない子 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
- 作者:ミシェル,ウォルター
- 発売日: 2017/06/08
- メディア: 文庫
貧困下にあると貧しい現状で頭がいっぱいになり貧困から抜け出せなくなる - GIGAZINE
貧しい人が15万円という経済的問題を抱えることは、認識の帯域に大きな負担を強いるものであることを示しています。
Born Together―Reared Apart: The Landmark Minnesota Twin Study
- 作者:Segal, Nancy L.
- 発売日: 2012/06/18
- メディア: ハードカバー
- 作者:鈴木 大介
- 発売日: 2010/03/01
- メディア: 単行本
- 作者:ポール・E. ウィリス
- 発売日: 1996/09/01
- メディア: 文庫
希望格差社会―「負け組」の絶望感が日本を引き裂く (ちくま文庫)
- 作者:山田 昌弘
- 発売日: 2007/03/01
- メディア: 文庫
ちなみに収入とかIQとかで人口集団(家庭)を区切った研究では、子供に対する叱り言葉:誉め言葉の比率は、上位集団と下位集団で50倍くらい違う。(もちろん上位ほどよく誉める) そして複数研究で下位層は否定的な言葉の方が多いというのも一致する。 ※limitation:国外研究
— Akiyoshi SHIMURAさん (@Akiyoshi_sim) 5月 28, 2012
「必ず唯一の正解がある」「学校のテスト」で「リソースを(適切に)投下すれば、必ず結果に結びつく」という経験を経ていない層は、空回りするほど、「不適切ながんばり方」を繰り返す。「私、一生懸命に頑張ったんです。」「誠意を認めてください。」(問題は、xの投入量ではなく、yの変化だ。)
— Yuki Asaba(浅羽祐樹)さん (@YukiAsaba) 5月 28, 2012
この手の話だと、いくつか段階がある。「授業の60分机に向かえるか」「家で60分以上机に向かえるか」「知識を脳に入れる方法論を体得してるか」の3つが主な壁。ちなみに、一番最初の壁が越えられないのが本物の底辺。
[B! 教育] はてなブログ
慣れない仕事や勉強に取り掛かるときに、最初は質を無視して量をこなすことだけ考えた方がいいという理由は、量をこなしていれば、勝手に重要な部分に何度もぶちあたるので、重要なところから自然に身につけることが出来るから。それがわからないうちに細部にこだわると、エネルギー配分を間違う。
— F太さん (@fta7) 7月 24, 2011
企業が新人に対して最初にやってる教育は、きちんと、地道な作業を継続できるようにすることじゃないかな。初等教育でやるべきことなのだけど。中国から来る人なんかは、昔の日本人のようにガッツはあるし、努力するから、差は歴然としている。
— 竹内健さん (@kentakeuchi2003) 7月 15, 2012
成果があがらない人って、頭がどうだと言うより、地道な作業をサボぼっている。創造力やコミュニケーション力をいう以前の問題。受験をけなす人が多いけど。受験勉強を潜り抜けてきた人は、少なくとも、努力はできる人。地道な努力ができなくて、創造性も発明もあったもんじゃない。
— 竹内健さん (@kentakeuchi2003) 7月 15, 2012
逆に、抜群の成果があがってる人って、ずるいところがあって、地道な努力を隠す。周囲から見ると、頭が良くて、簡単にできてるように見えるけど、とんでもない。騙されちゃいけない。今まで出会った、天才と言われるような人は、例外なく、ものすごい努力家。
— 竹内健さん (@kentakeuchi2003) 7月 15, 2012
子供の勉強をみていると、理由はまだ説明できないけど、とにかく覚えろ、というケースが多い。詰め込みで、つまんないだろうなあ、かわいそうだなあ、と思う。でも、今の自分の知識のベースは、詰め込んだもの。きっと、いま、子供に詰め込まない方が、かわいそうなんだろうな。
— 竹内健さん (@kentakeuchi2003) 7月 16, 2012
楽勝で出来るんだったら、徹底的にやって、突き抜けるところまでやらないと。周りのレベルの低い人にちょっとだけ勝って、「俺できるから、もう飽きた」とか痛くないか。実は、本気で強いやつ闘って、自分がたいしたことないかもと解るのが怖いんだろうね。でも、その段階を越えてからが本物
— 瀧本哲史botさん (@ttakimoto) 7月 26, 2012
勉強が何の役に立つのかを全力で考えた。
勉強が何かに直結するというのはまず無いと思います。結果的に役に立ったと言える位だと思います。もし直接役に立つというのであれば職人教育しかありません。例えばサッカー(の練習)です。
職人(職業)教育の議論もされています。勉強をする人はホワイトカラーでしょうから、そもそもそんなにホワイトカラーが必要かという所から始めないとなりません。
今日の日本では高校くらいは行っておく必要があるから多くの生徒(偏差値50以下?)は(受験)勉強をするわけで、勉強についてそれ以上のことはないと思います。
社会人大学生を受け入れていますが、そこで得た知識なり技能なりを会社が評価するかと言えば、運転免許(資格職)の方が評価されると思います。
職業教育は普通教育よりコストが高いだけでなく、初任給・雇用には目を見張る所があるが長期的な賃金の伸びが期待できず、かつ金融危機を境に職業教育に力を入れてた国のアドバンテージが消滅した点には注意が必要→ oecd.org/edu/eag2012.htm
— 畠山勝太さん (@ShotaHatakeyama) 11月 17, 2012
- 作者:本田 由紀
- 発売日: 2009/12/01
- メディア: 新書
日本で大学として存在価値があるのは早慶レベルまでというのは、数学の研究者を輩出するのが、このレベルまでということからも。因みに数学研究者の東大のシェアは50%を超えているだろう:「就職協定を廃止せよ」 agora-web.jp/archives/14634…
— 辻 元さん (@galois225) 6月 10, 2012
「幼児教育の無償化はバラマキの子ども手当とは違います」も方向性は良いんだけど、アメリカと同様に小1時点で既に学力格差はあるんだろうから、貧困層・母子/父子家庭等に良質な幼児教育を提供できるように、より踏み込んで支援しないとダメだろうな。 asahi.com/politics/intro…
— 畠山勝太さん (@ShotaHatakeyama) 12月 21, 2012
データの誤った使い方だけはして欲しくないですね。
http://mainichi.jp/feature/news/20121002dde041100028000c.html
http://sankei.jp.msn.com/life/news/121002/edc12100210030000-n1.htm
http://www.asahi.com/national/update/1002/OSK201210020056.html
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20121002-OYT8T00438.htm
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/130320/wlf13032012010008-n1.htm
親→子へ連鎖する「貧困」、抜け出そうともがく子供たち、阻むものは…しかし、子供たちの前向きな発言とは裏腹に、保護世帯の高校生の中退率は高い。
http://www.asahi.com/national/update/0516/TKY201305150616.html
年収400万円以下の低所得層と1050万円以上の高所得層では、子どもの国公立大進学率に3倍近い差があった。2006年の調査時にはなかった傾向だ。
この論文の結論ワロタ→「丸刈り強制率の高さは地域の家庭および学校の教育能力の低さや、文化水準の低さを表す指標となる得ることも明かとなった」(東海大学紀要. 課程資格教育センター 3, 69-77, 1993)http://t.co/7UUFJmR3
— Hironobu SUZUKI (@HironobuSUZUKI) January 31, 2013
学力と文化資本の差を感じた増田の実感。やや漫画的だが内容は本当だと思います。本当に話す言語が違う。日本語だけど理解が出来ない。
低学歴と高学歴の世界の溝
学校はある意味不幸な出会いの場です。両極端の人が同じ場所に集まる。
[B!] 低学歴と高学歴の世界の溝
私の母校(中学)であったのが、若い先生(高学歴の人)が理想を持って勇んで赴任してきた。ところが、その学校は低学歴校だった。ので、その先生は一年も経たずに鬱になってしまったとさ。/これが“壁”なんだろなと。
そういう中での「高学歴の世界」の住人の振る舞いはかなり微妙です。僕が中3の時のクラスで女子で一番勉強ができた子は、可愛かったのでヤンキーな先輩に目をつけられて中2の時に処女を喪失して、そのあと中学卒業までに3人ほどと肉体関係がありました*1。ピアノが上手で、地元の国立大学付属中に合格したのにくじ引きで落ちたという、本来的に「高学歴の世界」の住人だったはずの彼女は、そうやってヤンキーに性を提供することで「低学歴の世界」で生き抜いたわけですね。高校まではずっとヤンキーだったのに、東京の有名私大に進学した彼女は、あのころのヤンキーテーストはどこへやら、コンサバでスマートな衣服に身を包んで、「高学歴の世界」に生きています。
- 作者:尾木 直樹
- 発売日: 2006/11/01
- メディア: 単行本
- 作者:橘木 俊詔
- 発売日: 2013/01/24
- メディア: 新書
「学校が序列化」するんじゃなくて「学校が属する地域の序列化が可視化される」。もちろんそれは同和問題と直結する。そのことをモロには言えないから婉曲表現で反対しているのを大阪ネイティブは知っている
[B! 教育] 「子供がコンプレックス」「学校の序列化心配」 大阪市の学テ公表「義務化」広がる波紋(1/3ページ) - MSN産経west
- 作者:苅谷 剛彦
- 発売日: 2012/08/07
- メディア: 文庫
ウチが貧乏だから大学に行けない 深刻化するアメリカの格差問題 - Market Hack
Bloomberg - Are you a robot?
誕生日と学業成績・最終学歴
http://www.jil.go.jp/institute/zassi/backnumber/2007/12/pdf/029-042.pdf
公共政策のシンクタンクMDRCの調査研究によると、学習者の年齢が上がるにつれて、教育方法の変化や“親の教育参加”(Intervention)がもたらす効果は急激に小さくなる。1学年の場合は、親の教育参加によって落ちこぼれ(授業についていけない子、試験の結果が落第点の子)はほぼなくなるが、高校生になるとその効果は半分ぐらいに落ちる。年長の子では、改良効果が(試験の点のアップで)6%よりも高くなることはない。
子どもの声が甲高くなくなる年齢ごろから、教育そのものの学習に及ぼす効果は相対的に低くなる。そして、IQや子育ての質、本人のモチベーションなどが、より重要な要素になる。
カリフォルニア州立大学機構サンノゼ州立大学で行われた実験的なオンライン課程に関するNational Science Foundation(米国科学財団)の報告書も、いちばん重要なのは学生自身の努力だ、と言っている。
反転授業の効果は試験の点で5%アップ…それが“大きな成功”と言える理由 | TechCrunch Japan
http://mainichi.jp/feature/news/20131217k0000m030010000c.html
その結果、全体では遺伝子の成績に与える影響は58%で、環境(家庭・学校)の影響は29%。残り13%はそれぞれの個性による違いと考えられるという。
内藤朝雄のいじめ分析が衝撃的であると同時に反感も買うのは,社会文化資本に富んでいたり知的に優れていたりすることで将来社会的強者になる可能性の高い子どもを弱者側の子どもがいじめて潰す,というある種の「弱者の自己防衛」パターンを主要な分析対象にしているからだと思う。
— 渡邊芳之 (@ynabe39) 2012, 1月 30
「常識」の概念が自己中的に編成され歪んだ認知="スジ"になっていて、物理・精神的暴力で整序された秩序の位置でしか他者を認められず、圏外でもその作法で行動する。dqnのDVモラハラストーカーは大体これ。
[B! 事件] 川崎逃走男「金は返すから逮捕は勘弁して」 | 日テレNEWS24
2013年の大学収容力地図。各県の18歳人口100人につき,大学入学枠が何個用意されているか。全国値では2人に1個だが,和歌山は6人に1個。東京では,18歳人口を上回るイスが用意されている。大学の地域的偏在の表れ。 pic.twitter.com/qJnFIOuxP8
— 舞田敏彦 (@tmaita77) September 13, 2013
しかも、遺伝子だけではない。父親と母親の価値観や人生観は、物の考え方や立ち振る舞いの部分で伝わっているんです。
http://www.huffingtonpost.jp/2014/01/26/sato-masaru-interview_n_4668679.html
「エビデンスベースト」が日本の教育を変える〜中室牧子氏に聞く | eduview
「800人の子どもを30年観察して、社会的に成功するか見る」実験の結果を読み込んでみた - glasstruct log
高齢時の知能も子供の頃にかなり決まっちゃうんだって。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
コメント欄
そういう家庭の子どもは、5年生だろうが中2だろうが、学力は高く、なにより、低クラス家庭の子は、塾にいこうが何をしようが、家庭学習を3時間やっても、ハイクラスの家庭の子の「家庭学習がゼロ時間」の子どもに、点数がかなわないという結論です。
平成25年度全国学力・学習状況調査(きめ細かい調査)の結果を活用した学力に影響を与える要因分析に関する調査研究
- 作者:小塩 隆士
- 発売日: 2003/02/14
- メディア: 単行本
- 作者:佐藤 俊樹
- 発売日: 2000/06/01
- メディア: 新書
書評:佐藤俊樹「不平等社会日本」,中公新書
- 作者:高橋 和巳
- 発売日: 2014/04/09
- メディア: 文庫
- 作者:志水宏吉
- 発売日: 2014/04/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 作者:チャールズ・マレー
- 発売日: 2013/02/21
- メディア: 単行本
http://mainichi.jp/shimen/news/20140430dde012100002000c.html
秋田の1位「持ち家率、離婚率、不登校率と相関」
「ゲームと犯罪と子どもたち」を読むとよく判るのだけど、ゲームがうまい子は社交性も高く運動神経も良いとはっきり統計に出る。これは、ゲームをしたからではなく、ゲームは単に社交性のあるツール、子供の共通言語に過ぎず、出来る子は何をやらせても出来るというだけの残酷な現実を示している。
— ぬまきち@ストリップバトルデイズ発売中 (@obenkyounuma) 2015, 1月 27
http://bylines.news.yahoo.co.jp/inoueshin/20150508-00045523/ゲームと犯罪と子どもたち ――ハーバード大学医学部の大規模調査より
- 作者:ハーバード大学医学部 ローレンス・カトナー博士,ハーバード大学医学部 シェリル・K・オルソン博士
- 発売日: 2009/05/22
- メディア: 単行本
チームはこの2つのグループの間に脳の違いがあることを発見した。チームは脳のさまざまな場所で、脳の表面を覆っている皮質の厚さを計測した。低所得の世帯の子供の皮質は、高所得の世帯の子供よりも薄かった。
低所得の世帯には民族・人種のマイノリティがより多く含まれていたが、統計の分析から、民族や人種の違いは脳の皮質の厚さと関係ないことが分かっている。また、皮質の薄い子どもは、皮質の厚い子どもより成績が悪い傾向にあった。これは高所得世帯の子でも、低所得世帯の子でも変わらなかった。
http://artsandscience-kipling.blogspot.jp/2013/03/4.html
- 作者:ウォルター・ ミシェル
- 発売日: 2015/05/22
- メディア: 単行本
TOKYO虫歯率マップ 東部「真っ黒」都心部「真っ白」 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
小学校低学年虫歯率 足立区約26% 千代田区約11%
http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/57393
◇「大都市圏」の子どもたちのほうが、「市部」「町村部」の子どもたちより平均正答率が高い。
◇「基礎問題」「活用問題」ともにその傾向が認められる。
◇階層別にみると、「母親の学歴」の違いによる正答率の差が最も顕著である。
◇「教育費」の違いが、最も地域による格差が大きい項目である。
◇子どもを取り巻く教育環境の地域差はみられるが、意識項目についての差はほとんどみられない。
学力の地域格差:教育格差の発生・解消に関する調査研究報告書 - ベネッセ教育総合研究所
残酷な「遺伝の真実」あなたの努力はなぜ報われないのか(安藤 寿康) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
分析では、国語で差が顕著にあらわれた。生活保護世帯の小学2年生の平均偏差値は49・6で、それ以外の子供(50・1)との差は0・5ポイントだった。小3でも1・9ポイントだが、小4になると5・5ポイントに拡大した。その後も4ポイント以上、下回り、中2では5・8ポイントに広がった。算数・数学でも同様の傾向を示しているという。
貧富による学力差は小学4年生から拡大傾向に 国語で差が顕著に - ライブドアニュース
(2)については,特にp.59,p.60の図が衝撃的です。校区の大卒割合は,保護者調査票から計算したSESとほぼ同程度(小学校ではそれ以上)に,各学校の平均点と関連しています。もちろん,今回の調査対象の特性もありますので,どこまで一般化できるかは,今後検討する必要があります。
— 川口俊明 (@K_Toshiosan) 2017年11月28日
「全国学力調査の学校の平均正答数が,学校・教員の努力を示している」と思う方は,まず『児童生徒や学校の社会経済的背景を分析するための調査の在り方に関する調査研究』の第6章(図9と図10)をご覧ください。校区の大卒者割合と正答数平均の関連を示した散布図があります。https://t.co/dFuWMA1WUz
— 川口俊明 (@K_Toshiosan) 2018年8月3日
医学部入試の文化資本論 ~ 医学部の入学選考はいかにあるべきか - Togetter
嵐・櫻井翔のおばあちゃんが「エリート一家のルーツ」を明かした(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
地方勢のコミケ行き飛行機が欠航になってるのを見てさっきRTした『「実家が東京」は才能』を痛感する。たとえばこういうことなんだよね…生まれたときから首都県民だと自覚することのない地理的有利って。
— 火鳥@夏コミ1日目-東テ49a (@minatohitori) 2018年8月8日
「4月生まれ有利」「翌3月生まれ不利」は本当か | 経済学で読み解く現代社会のリアル | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
プロ野球選手やJリーガー、何月生まれが多い? 編集委員 小林明|エンタメ!|NIKKEI STYLE
「早生まれが学力や体力面で他の子どもに遅れを取りがちだけど、年齢が上がってもあまり解消されない」という現象を研究してみた - Togetter
- 作者:ジェームズ・ブラッドワース
- 発売日: 2019/03/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 作者:川口 俊明
- 発売日: 2020/09/05
- メディア: 単行本