続・地方の暴走をどう防ぐか

以前、図書館問題で地方の暴走を見てきましたが、やはりこの国は地方より頭の良い中央がある程度規制をかけないと駄目なのかも知れません。その規制(法律)が一部の人にとって不愉快に映っているようですが、現実はかなり有用な規制のようです。プラス面より取り返しなつかないマイナス面を防ぐ規制をかけている。昔の人の作った規制はよく考えられていると思います。

ああ、いまの政治制度というのは、こういう歯止めをしっかり用意してあるから、一時的な人気者によって破滅的な政治にならないようなシステムとして機能してきたんだな」と感動する次第であります。
『浪速のルーピー』こと橋下徹さん、今日もツイッターで馬鹿にされる: やまもといちろうBLOG(ブログ)

こういう「駄目だったとき取り返しがつかない」ことに対する想像力を働かせないトップというのは偉大です。ある程度、理性のある人たちが総じて「なるほど、これはちゃんと妨害しておくべきだな」という仕組みが働くからでもあります。
『浪速のルーピー』こと橋下徹さん、今日もツイッターで馬鹿にされる: やまもといちろうBLOG(ブログ)

私が前からずっと思っていた、確かに駄目だが地方よりはましだという意見を要約するとこのような感じになると思います。書かれた本人の真意とはたぶん違うと思われますので、私の解釈です。

ちなみに権力分立はモンテスキューですが、内部の権力を集中させない理論はファデラリストに書かれていたと思います。

ザ・フェデラリスト (岩波文庫)

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法の精神〈上〉 (岩波文庫)

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