教育における誤った理解

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140904/k10014353653000.html
静岡県の川勝知事は全国学力テストの小学校の国語Aの結果について、全国平均を上回った学校の校長名を県教育委員会の方針に反して公表しました。

公表の理由について川勝知事は「学力の問題は先生の責任であるとともに功績でもあることを理解してほしい。テストは受ける以上、結果は出すべきだ」と述べました。

違う部分が多いよと教育社会学は教えてくれます。

学力と階層 (朝日文庫)

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そして無理解による政策で先生を追い込むと頭脳流出がおきます。

日本の大学教員は授業の負担が重く、研究時間が確保しにくいとの見方がある。65歳を過ぎると待遇が落ちる場合も多い。

伊藤隆敏教授がコロンビア大に 国際金融、米で研究 :日本経済新聞

大学もなのでその下の学校は当然加重労働環境にあります。
ゼークトの軍人四分類が身にしみます。

進学実績は就職(経済)の問題


「日本人と英語」の社会学 −−なぜ英語教育論は誤解だらけなのか

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