お笑いとしての大阪地方政治

以前言っていたことと違う。

発言を確認

橋下大阪市長ウォッチ 運転手、看護師、保育士、給食調理員、警備員・・・「民間と比べて物凄く高い」 : J-CASTニュース

世の中、市場で取引されるので、下げると質が下がるか人手不足になります。今は人手不足です。人手不足は賃金不足。

しかし、発言に整合性が無く、瞬間芸的な発言はうまいですね。物言いが断定的で幅がありすぎるので、微調整が本当は必要なんだと思います。


詳しい内容がありました。

大阪市には『民間社会福祉施設従事職員給与改善費』という補助金がありました。


これは公務員保育士と民間保育士の待遇差が著しく広がらないよう一定額を補助する制度で、わずかながらも民間保育士の給与水準を引き上げることにつながっていました。決して十分とはいえませんが文字通りの「税金を突っ込んで給料を上げる」施策です。


しかし、昭和48年度から実施されていたこの制度を、橋下氏は「市政改革プラン」の一環として廃止しました。「公務員保育士の給与を民間並みに下げたので民間保育士の給与調整は必要ない」というロジックです。


(中略)


このように、橋下氏が大阪市政において行ったのは「公務員保育士の給与の引き下げ」だけではありません。元々あった「税金を突っ込んで給料を上げる」施策も廃止してしまったわけです(なお、これ以外にも1歳児保育特別対策費や福祉施設水道料金減免制度の廃止などが行われたため保育士の人権費はさらに圧迫されることになりました)。少なくとも当時の彼が「公務員保育士の給与は下げるが民間保育士の給与は税金を突っ込んでも上げる」という考えをもっていなかったことは明らかでしょう。
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