以前言っていたことと違う。
保育士の資格要件を拡げるのと、ここは税金を突っ込んで 給料を上げれば良いです。一般的な法人税減税に僕は賛成ですが特定企業への政策減税には反対。政策減税に1兆円以上の税金が使われています。それを保育士給料へRT @poasao:保育士さんが少ない問題はどうすれば良いのでしょうか??
— 橋下徹 (@t_ishin) 2016年3月6日
発言を確認
運転手、看護師、保育士、給食調理員、警備員・・・・・ここが民間と比べて物凄く高い。大阪市では、ここの組合に応援を受けていた平松前市長まで、全く改革できず。僕が市長になってから、現業職の給与見直しをやっているが民間ときちんと比較できる物差しがない。これは国を挙げてやる問題だ。
— 橋下徹 (@t_ishin) 2012年11月12日
橋下大阪市長ウォッチ 運転手、看護師、保育士、給食調理員、警備員・・・「民間と比べて物凄く高い」 : J-CASTニュース
世の中、市場で取引されるので、下げると質が下がるか人手不足になります。今は人手不足です。人手不足は賃金不足。
しかし、発言に整合性が無く、瞬間芸的な発言はうまいですね。物言いが断定的で幅がありすぎるので、微調整が本当は必要なんだと思います。
詳しい内容がありました。
大阪市には『民間社会福祉施設従事職員給与改善費』という補助金がありました。
これは公務員保育士と民間保育士の待遇差が著しく広がらないよう一定額を補助する制度で、わずかながらも民間保育士の給与水準を引き上げることにつながっていました。決して十分とはいえませんが文字通りの「税金を突っ込んで給料を上げる」施策です。
しかし、昭和48年度から実施されていたこの制度を、橋下氏は「市政改革プラン」の一環として廃止しました。「公務員保育士の給与を民間並みに下げたので民間保育士の給与調整は必要ない」というロジックです。
(中略)
このように、橋下氏が大阪市政において行ったのは「公務員保育士の給与の引き下げ」だけではありません。元々あった「税金を突っ込んで給料を上げる」施策も廃止してしまったわけです(なお、これ以外にも1歳児保育特別対策費や福祉施設水道料金減免制度の廃止などが行われたため保育士の人権費はさらに圧迫されることになりました)。少なくとも当時の彼が「公務員保育士の給与は下げるが民間保育士の給与は税金を突っ込んでも上げる」という考えをもっていなかったことは明らかでしょう。
橋下徹が大阪市の保育士にやったこと
月給12万円の差はどこから?“勤続年数”が影響
将来どうなる?公立保育所と私立保育所の給与格差 最新データに注目!(記事76)|保育士.netコラム