学校には予算がない だからクーラーもない

「義務教育が無償でない」という巨大すぎる謎
教員が自腹で買っているというのがあればなお良かった記事。パソコンは自腹だった。
手続きにはコストがかかる。

大概の場合、「私費は教員」が、「公費は事務職員」が担当しています。もし先生が公費で何かを欲しいと思った場合、事務職員や教育委員会を通して処理しなければならず、そうすると手間や時間がかなりかかってしまう。それで私費に流れがちなのです。

著作権上どうよというコメント欄に指摘あり

ある教科の先生が、毎年500円の資料集を2冊、保護者負担で購入をお願いしていたんですが、私と相談してそれをやめ、教員の分だけ公費で購入するようにしました。必要な資料をパソコンに取り込んで、大きなモニタにつなげば、生徒全員で見られるから、ということで。

日図協・全図協


これは私費のままでいい。親に来てもらうなんて愚策。どちらかというと公費負担で。

あとは以前、教室のカーテンのクリーニング代が、なぜか私費の教材費にまわっていたことがありました。そこで公費で洗濯機を購入して、カーテンは校内でクリーニングするように変更して、教材費からの支出はなくなりました。「洗う人」の負担は増えますが、そこは保健委員会の生徒などにも協力してもらいました。

何らかの会計報告が必要ですね。ただし事務は大変なのでまず増員から。

学科公教育に関する最低限必要な知識。お金編。
教育への公的支出、日本また最下位 12年OECD調査 :日本経済新聞

経済協力開発機構OECD)は24日、2012年の加盟各国の国内総生産(GDP)に占める学校など教育機関への公的支出の割合を公表した。日本は3.5%で比較可能な32カ国中、スロバキアと並び最下位だった。OECD平均は4.7%。