- 作者: 井上智洋
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2016/07/21
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (31件) を見る
「AIの性能を上げている場合ではない」──東ロボくん開発者が危機感を募らせる、AIに勝てない中高生の読解力 - ITmedia NEWS
NIIの調査によれば、中学生よりも(文脈を理解できない)AIのほうが文章を読めているという事例があるという。「正直言って、東ロボくん(AI)の性能を上げるよりも中高生の読解力を向上させるほうが国民としては直近の課題だ」(新井教授)。
新井教授が問題視するのは「AIが問題文の意味を理解していないにもかかわらず、どうして8割もの高校生がAIに敗れてしまったのか」という点だ。
そしてこれを受けてのコメント欄。
はてなブックマーク - 「AIの性能を上げている場合ではない」──東ロボくん開発者が危機感を募らせる、AIに勝てない中高生の読解力 - ITmedia ニュース
う〜ん読めてないような。
簡略版
これはAIによって人間側の問題を発見したという話です。つまりAIはそれほど賢くないけど、人間もそれほど賢くないよ。ただその賢くない人間(8割位いる)はAIによって仕事が奪われるよ。だから教育を考えないとね。
これを読めてない人がる。
もしかしたら読み過ぎかもしれないけど。
詳細版
調査で読めてない人が8割いる。その人達はAIによって仕事を奪われる可能性がある。
IT化で通販大国アメリカは電話オペレーターから機械がやるようになった。機械の発達によって機械への置き換えが簡単な仕事から徐々に人間に近いところへ来ている。少なくとも8割は機械(AI)に奪われる可能性がある。
言いたいことは機械に仕事が奪われる。しかも意味を理解していない機械にということである。実際はお金とトレードオフだけど、資本を人に使うか機械に使うかで徐々に機械の比率が上がれば人はいらなくなる(資本装備率の上昇)。
とある工場の例だと以前だと千単位で人を雇っていたけど、今は百人以下で同じ事が出来る。だから工場が来ても雇用はかつてほど生まない。
生産の自動化がやがてAIによってホワイトカラーの職を奪っていく。かつてブルーカラーがそうであったように。
農業も農産物の仕分けを人の手と感でやっていたが画像処理で人を雇わずに機械でやるようになる。機械は画像が野菜であるという認識はないけど。理解していなくても出来る仕事として正確に速く文句も言わずに。
書いていない問題として、教育的に全員が意味を読めるように出来るのかということですね。出来たとしてもそのコストをどうまかなうか。まかなうよりAIに任せた方が安上がりだったら国民は教育に投資してくれるかどうか。
受験はある程度解法パターンの暗記でなんとかなるので、意味が取れて無くとも通過できるそうです。他の記事であるように8割の大学は通る。偏差値だと60程度は出る。そこが問題かどうかだけど受験の本質は暗記の物量作戦です。別の言い方だと受験はそこまで聞いてこない。ただし難関校は別というのが今回のAI研究でした。
難関大学も恐くない 受験は要領―たとえば、数学は解かずに解答を暗記せよ (PHP文庫)
- 作者: 和田秀樹
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2002/04/01
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 12回
- この商品を含むブログ (12件) を見る
- 作者: 野口悠紀雄
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1995/12/04
- メディア: 単行本
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (24件) を見る
ドラゴン桜公式ガイドブック東大へ行こう! 完全版 (KCデラックス)
- 作者: 三田紀房,モーニング編集部
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/08/23
- メディア: コミック
- 購入: 4人 クリック: 17回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
- 作者: 相澤理
- 出版社/メーカー: かんき出版
- 発売日: 2016/05/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (2件) を見る
桝田氏:
まず、よく企画の説明なんかで「大事なことは3つまで」とか言うでしょ。でも、重要なのは、3つ目を言ったときには、彼らは最初の1つ目は忘れているということ(笑)。
さくま氏:
メッセージは、小さくしなければダメです。普通のユーザーは覚えられないんです。そこを忘れると、どこまでも難しいゲームになっていって、間口が狭くなってしまうんです。
「どんな子供でも遊べなければいけない」 黄金期のジャンプ編集部で叩き込まれた”教え”が生んだ大ヒットゲーム「桃太郎電鉄」
(強調は引用者付記)
その結果、中学三年生の約15%は、主語が分からないなど、文章理解の第一段階もできていなかった。約半数が、推論や二つの文章の異同などを十分に理解していなかった。
また、基礎的読解力は中学では学年が上がるにつれて緩やかに上昇するが、高校では上昇しなかった。高校の教科書が理解できず、力が伸びていない可能性があるという。基礎的読解力と進学できる高校の偏差値との間には、強い相関があった。
- 作者: 安藤寿康
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2016/12/05
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (7件) を見る
今日の読売だけど、今の中学生の学力こんなに低いのか…(記事の趣旨は、今の子供は''問題文の読解''自体ができない子が1/4もいるというものでした。) pic.twitter.com/vgqqN1Iy3x
— てすら (@Teslamk2t) 2017年1月29日
2万4千人で調査した実感としては「全員に向く読解力向上策はない」。係り受けができない生徒、推論の正答率がランダム並みのクラスでアクティブラーニングしても読解力は上がらないだろう。まずリーディングスキルテストを受けて、自分のクラス・学校の状態を把握してください。
— norico arai (@noricoco) 2017年9月23日
「Alexは女性名Alexandraの愛称である。ではAlexandraの愛称は何か?」4択問題で中学生の正答率45% その理由は? - Togetter
注意書きや案内を「読まない人」は本当に読まない。フォントサイズを変えようが下線を引こうがとにかく読まない。そして「聞いてない!」と言う。 - Togetter
パンを画像認識で会計をするハイテクなレジ「ベーカリースキャン」 - Togetter
無理矢理ワゴンRに軽油を入れて車を壊したオバサンが無料修理を求めてきた話 - Togetter
つまらない!という感想よりも「面白かったです!パズーもラピュタの王族だったなんて!」みたいな感想の方が精神的にキツイという話 - Togetter
あなたは内容以前に文章力で足切りを食らってます - Togetter
突然かつ急激な産業革命的パラダイムシフト、翻訳屋のロゼッタが機械翻訳の飛躍的な向上に白旗宣言 : 市況かぶ全力2階建
グーグル翻訳が出ているけど某英語分を読ませたら読めるのよ。やや不自然な翻訳調だけど意味は取れている。以前は変な日本語で意味は読解しなければならなかったけど。