政策はお金で買う〜教育はそもそも金がかかる〜

大炎上した大阪市の募集要項 「タダでプログラミング教育を」 : J-CASTニュース
教員への指導をはじめ業務内容が多岐にわたる一方、すべての経費は「事業者負担」。そのうえ、「損害賠償責任」まで負わされるという条件だったためだ。

大阪市:平成29年度小学校段階からのプログラミング教育の推進に当たり協力事業者を募集します。 - Togetter
炎上している大阪市のタダ働き案件ですが、その大阪市のどこかの区長がポスターをタダでやらせようとして炎上したことがあります。

【社会】民間の力で区のポスターやチラシをつくりたい、「任期1年、無報酬」で募集→プロから抗議が殺到、計画中止 /大阪市天王寺区
大阪市天王寺区は1日、区のポスターなどを民間デザイナーに手掛けてもらおうと、「任期1年、無報酬」の条件で募集したところ、
プロのデザイナーらから「業界をバカにしている」などと批判が相次ぎ計画を取りやめた、と発表した。

「デザイナー募集、無報酬」で批判殺到の天王寺区、謝罪文を掲載 - ねとらぼ
改革派という集団が無能なのは、ことの本質は金がないということを理解していないことです。政策にも金がかかるのです。事務の効率化といってもそのお金さえないのです。

今問題になっている教育系の話は、「学校の先生や父兄(PTA)にただ働きをすることで維持している」ということさえ理解すればほぼ足ります。つまり、改革派がやるべき事は、金を持ってくるか、仕事を減らすかです。

大阪市:平成29年度小学校段階からのプログラミング教育の推進に当たり協力事業者を募集します。 - Togetter
大阪府で教員やっていた子は「『パソコンが職場に1台しかない。不便だから自分で買おう』『授業で使うプロジェクターが無い。自分で買おう』なんて珍しくないと思う。言っても予算はつかない。部活も含めて『教育したけりゃ自腹切れ』が合言葉だった。こうした発想は外部の人から見れば異常なことは理解できる。」と話していましたね。

総務省|教育情報化の推進|若年層に対するプログラミング教育の普及推進(平成28年度〜)