教育破綻が表面化 改革詐欺の終わり

九州各地で教員不足が深刻になっている。年度当初の欠員が相次ぎ、福岡県では1学期半ばでも60人以上が不足していた。第2次ベビーブーム世代の就学時に採用された教員の大量退職が背景にある。切羽詰まって、「教員免許をもつ人を紹介して」と保護者に呼びかける教委もある。
元社会教諭に「数学教えて」 教員不足、九州の教委必死:朝日新聞デジタル

これは採用試験で採るという話ではなく非正規雇用で採るという話です。初めから採用していれば済む話です

じゃあなぜこうなったのかというと、お金です。正規で採ると金がかかるので非正規で採るのです。

教育基本法改正が2006年くらいで免許法改正もしました。起きたことはお金を使わず戦争を維持するという伝統的な気合と根性方式です。長時間労働が現象として表れています。当たり前ですが当然勝てません。現場はゲリラ戦で戦いますが、大きくは負ける戦いです。

だからこそ終戦を早く決める必要があります。

最近話題になり始めた部活です。
部活動の全国大会は、もう廃止してしまったほうがいい(内田 良) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

たぶん夕張のようになるでしょう。
夕張で見たのは辺境の貧しさではなく、唐突に終わりを告げた豊かさと、偽りの希望の残滓だった(楠正憲) - 個人 - Yahoo!ニュース

ブログを書くきっかけがこの教育改革と称する一連の詐欺に対するカウンターでした。たぶん書いてきたことに嘘、間違いはないと思います。本質的な部分でお金と素質というタブー化されやすい問題と、それを公にできないジレンマが改革の嘘を生んでいると理解しています。それをできないから教育現場の責任にして責任逃れをしているのが現状です。責任とは権限につくものです。
科学力失速、英有力誌の再警鐘を無視する日本(団藤保晴) - 個人 - Yahoo!ニュース
やはりノーベル賞大隅さんの警鐘を無視した政府(団藤保晴) - 個人 - Yahoo!ニュース

となれば、採算に合う給食を作るには、栄養価には関係ない調味料、特に値段の高い味噌・醤油・酒・だしなどをケチるようになる。さらに悪いことに、温度が低いと、味を感じにくくなるので、さらにまずく感じられる。これが、デリバリー式給食がひと味たりない理由である。
なぜ大阪の弁当給食がまずいのか : やた管ブログ

教育言説の歴史社会学

教育言説の歴史社会学

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府教育長の通達について - 内田樹の研究室

研究所では「国立大学が法人化して以降、教員が大学の運営に関わるようになり、やるべき業務が増している。一方で専門性の高い実験の補助や書類の作成などを行う研究支援者の数が、海外と比べて少ないことも問題になっている」と話しています。

これについて梶田さんは「大学法人化以降、毎年運営費交付金が1%削減されていて大学は、基礎体力をここ10年奪われてきた。まずはその基礎体力を回復させる方向にかじを切り、次世代を担う若い人が育つ環境を作っていく必要がある」と指摘します。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170923/k10011153701000.html


特別免許状活用や会社員と教員の兼業 中教審部会が審議 | 教育新聞
夜10時、働く教師だらけ 実習生に「ここが学校だよ」:朝日新聞デジタル