嘘をつかせる構造の研究
虚構と現実
かつて戦場を体験した山本七平が日本軍を評して不可能命令と員数主義で回る組織と言った。
これがそれ。
そしてその組織はそれで自転していく。
不可能命令と員数主義
不可能命令はわかりやすい。員数とは何か? 虚構の数字である。つまり嘘。例に挙げたのが鉄砲の数で、揃っていれば例え使えなくてもいいというもの。実質ではなく名目でいい。よって帳簿上の数字は虚構となる。使えない鉄砲が並んでいるだけ。でも帳簿上は使える銃として載っている。
虚構の精算
本来100必要なところが70しかなく、残り30をどうするかが問題となる。「ない」ということはありえない。すると「ある」ことにする。つまり30は虚構である。この30を虚構ですと指摘したのが米軍であって、日本軍は大量の血と物資が消費されて現実を突きつけられた。
次は行政
次は行政である。すでに始まっているし、これから起きるだろう。特にパワハラ系の政党や理想主義に偏りがちな政党はその嘘を現場に作らせてしまう。
大阪市の全国学力テスト関係で不正が起きることが予測されている。銀行と同様に教員にプレッシャーをかけている。教育社会学がそれは違うと指摘しても民間療法で何とかしようとしている。情報を上げても省みないトップがいると、そこからは人災である。
組織がトップが情報(インテリジェンス)を無視する傾向の話はこれ。
か、これ。上がった情報を無視して開戦。もちろん情報(シミュレーション)はほぼ合っていた。
ちなみにアメリカでは学力テストの不正が5%位あるそうです。
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一下級将校の簡易版がこちら。こちらの方が範囲が広くて読みやすいと思います。
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統計不正、小川淳也氏の質疑で見えてきた筋書 | 毛ば部とる子
託児ルームには保育士を置かず、子どもは議員秘書らが見る仕組みを検討している。