これが半分実現した。地域性=エリートのご家庭の地域は必然的に高学歴地区になると税金で作られる官製エリート学校=実質安く行ける私立。
ハイパーメリトクラシー社会
これの解説(今北産業)
東京のある公立中学校で実施されている『学校の当たり前を見直す教育』がとにかく素晴らしいと話題に - Togetter
三行で説明すると都内でも有数の高級住宅地の学校です。母集団が平均偏差値70以上みたいな例外が集まる学校だと思ってかまいません。普通の公立校とは違います。麹町(こうじまち)中学校と聞いてぴんとくる人は地理が詳しいか教育関係者です。
最良の民主主義は最良の国民(市民)によってなされる
出身地にエリート附属小中学校があるのだが年に1回県内の教員を集めて授業を見せる。が参加した知人教員が「見ても無駄、何の参考にもならん。エリート上流家庭の子供でしか成立しない授業ばっか」と嗤ってたなあ。
[B! 教育] 東京のある公立中学校で実施されている『学校の当たり前を見直す教育』がとにかく素晴らしいと話題に - Togetter
少し前に都内のヤンキー中学ばかり回ってる女教師さんに聞いたことあるが、女生徒が問題起こして母親呼び出したら50前の祖母も来た、別の学校では3月末に通名か本名か最終確認が大変とかの地域ではあり得ない話。
[B! 教育] 東京のある公立中学校で実施されている『学校の当たり前を見直す教育』がとにかく素晴らしいと話題に - Togetter
私立ならこの思想でやってる中学校ありますね。どことは言いませんがプロ市民養成学園ですけど。内情?動物園だよ。皆裕福な家の子だから一層タチが悪い。
[B! 教育] 東京のある公立中学校で実施されている『学校の当たり前を見直す教育』がとにかく素晴らしいと話題に - Togetter
小山田圭吾と「私が経験した過去の和光学園」のインクルーシブ教育2|藤井大地
普通の学校では無理
会社に例えると普通の会社はグーグルではない。ゆえにグーグルの中と同じに出来ない。
ちなみに私立でも重課金されて入学した偽エリートは、自学自習の習慣がないため入学後大変なことになるらしい。理由はそういうエリート中高一貫校には偽エリートを育てるノウハウがない。
- ハイパーメリトクラシー社会
- エリート教育が公立校に
- 高い壁に囲まれガードマンが二十四時間警備する町の学校
- ゆとり教育は失敗したのか?
- 千代田区は日本一の高級住宅地
- 公立エリート校という格差「肯定」装置が必要か?
- まとめ
エリート教育が公立校に
かつて一億総中流という幻想がすでに無くなり、格差固定社会が実現しつつある。そんな中で、公立中学校にもその波が来た*1。画一的と批判されながらも格差是正を至上命題*2として動いてきた義務教育にも格差を前提とした教育が誕生したのだ。
悪平等の公立学校とその弊害
東京という土地柄は70年代に美濃部都政(美濃部達吉の子供)の社会主義的風土があり、その結果平等主義を実現するために公立の高校、つまり都立高の格差是正が行われた。学校群制度である。
これにより学校間の学力格差をならし、平均的になるようにした。その結果東大合格者が軒並みに減った。減った理由は悪平等の学校群制度を嫌った高学力層の父兄が私立一貫校(開成・麻布・桜蔭)に逃げたからである。
少し違うが再配分で没落したデトロイト市というのが似ている。馬鹿に合わせると秀才が逃げ出す。
デトロイトは、中心自治体から富裕層=労組が逃げて破綻した - KYの雑記ログ
かつて教育課題は落ちこぼれだった。そのうち吹きこぼれが言われるようになった。下が落ちこぼれなら、上は吹きこぼれである。教育は上にも下にも合わせられない。下に合わせる学校はそもそも荒れている。そこで下に合わせたルールが出来る。
高い壁に囲まれガードマンが二十四時間警備する町の学校
城壁に囲まれる町の事例
まるでモンスター映画で最初に死ぬ人、デモ隊に屋敷を囲まれたお金持ち夫婦のビビり方がすごい - Togetter
これからの学歴の話をしよう "知の差別"が招く分断 :日本経済新聞
ゆとり教育は失敗したのか?
ゆとり教育は主体性を前提にした教育で、エリートの素養を相性が良い。つまりエリート向きであって、普通の人々には堕落をもたらす。堕落も自主性と言うならそれもいいが、学力向上を求める人は否定するだろう。つまりかなり限定空間でしか成立しない制度である。
ただ人間は下に流れやすい。中学生でプロ棋士になった人は学校へ行った方が良いと言っていた。人間はある程度強制されてまともな生活を送れるからだ。
この話を聞くたびに思い出すのは、ゆとり教育導入の最大の根拠だった、アクションラーニング的な調べ学習を志向した「総合的な学習」を国立大附属校で試して成功したからゴーサイン出した話。
— さつまいものニョッキ (@potato_gnocchi) September 21, 2018
それは生徒も先生もそれなりの水準だからこそできることだったのにね。
千代田区は日本一の高級住宅地
正確には渋谷の松濤だそうです。
千代田区というかなり特殊な空間ででの取り組みである。高所得=高学歴=子供は高学力という教育社会学の公式がある。
だから当たり前だが普通の公立校には無理である。変な校則もそれなりに意味があった。そういった歴史を軽視する行為は無能でしかない。だからこそ公文書の保存が重要になるのだが・・・。
同じ東京都の文京区と武蔵村山市の、小学校の算数の学力テストの結果。これが同じ東京都の結果なんですよね。生まれた場所の地価によって出会う友達の学力が決まるので、人生は本当に課金ゲー。https://t.co/lyKnMuTQz2 pic.twitter.com/FkVQtdFq04
— Dai (@never_be_a_pm) 2019年5月10日
「全国学力調査の学校の平均正答数が,学校・教員の努力を示している」と思う方は,まず『児童生徒や学校の社会経済的背景を分析するための調査の在り方に関する調査研究』の第6章(図9と図10)をご覧ください。校区の大卒者割合と正答数平均の関連を示した散布図があります。https://t.co/dFuWMA1WUz
— 川口俊明 (@K_Toshiosan) August 3, 2018
公立中高一貫校も実質私立
公立一貫校も実体は私立という身も蓋もないはなし。塾に行く必要があってなおかつ年100万円かかるそうです。
実績が出ているがからくりは実質私立一貫校と同じだった。小6の時にある程度の高さがないとその先はかなり厳しいということである。中学受験は理論的で抽象性を扱うことができることらしい。
公立では併願不可だから私立を滑り止めにするしかなく、私立は私立で相応の専門対策が必要で、って考えていくと完全に中学受験ビジネスの売上増に寄与してる「だけ」になってきてるよね公立中高一貫校
[B! 教育] 東京私立中学御三家のSAPIXシェア5割、東京公立中高一貫校のenaシェア55% - 斗比主閲子の姑日記
【中学受験2014】「都立中高一貫校10校の真実」11/29刊行 | リセマム
児童や住民が設備壊しまくりってとこがUKクオリティだなwww NYでも貧困層居住地域に予算ドーンと投入した学校建てたりしてるが内容充実の上に給食費とかすべて無料なので激戦校になってる。しかしそういう競争率激高いので親が頑張る家庭しか入れてないwしかも全校じゃなくて地域ごとに数校w
— 栗原泉Izumi Kurihara (@izumillion) December 3, 2013
@Eikoyamashita NYでそういう学校見学に行った事あるんだけど、生徒が日本の私立校のガキみたいな空気漂わせてて違和感バリバリだった。プチ選民意識っつうか。校長もそういう感じだったから申し込まなかったけど、微妙だよねそういう感覚。上昇志向が悪いとは言わないが。
— 栗原泉Izumi Kurihara (@izumillion) December 3, 2013
努力も環境次第です。
環境の話。
横道ですが
共有化されない歴史 新宿西口
『「アベ政治を許さない」ポスターを置いて、フォークソングを合唱するご老人たち』の運動の在り方をめぐって議論 - Togetter
資料はある。
新宿歴史博物館 データベース 写真で見る新宿 | 新宿西口反戦フォーク集会 | 7391
エリート校の教育は質が高い?
強調引用者付記
つまり、ギフテッド教育も、名門校の教育同様に、子供たちに特に違いを生むことはできていない。
米国の教育システムには至る所に白人の富裕層の子供が貧しい黒人の子供と同じ教室で学ばなくて済むような小賢しい細工が仕掛けられており、ギフテッド教育も特別支援教育などではなく、その細工の一つに過ぎないのではないかという批判もあるが、それを裏付けるような結果となっている。
アメリカの美しい壁
公立エリート校という格差「肯定」装置が必要か?
海外勢はやっているようなので、限られた資源を少人数に投入する効率性は一応解として正しい。
例えば、中東や東アジアで過去数十年にわたって科学・技術・工学・数学(STEM教育)で高い能力を示す学生に焦点を当てた教育を施しています。また、韓国・香港・シンガポールでは幼少期に才能や能力の高い人を選別して英才教育を施すという教育政策を採っています。そして、中国では10年に渡る国家英才プラン(National Talent Development Plan)によってトップクラスの学生を科学・技術分野や高度な技能が要求される分野に優先的に進学させています。
45年にわたる5000人の天才の追跡調査で「早熟の天才」ほど社会的・経済的に成功を収めやすいことが判明 - GIGAZINE
まとめ
「万引きされないように定員が常時見張っている」、「コンビニトイレが使えない」地域では無理なんです。
反対側の学校
中学校の「生活ルール」がクソ→普通では?の声が多数 - Togetter
隠れ主題~大衆を救わないリベラル・エリートという問題
リベラルはなぜ負けるのか 「馬鹿」を理解しないインテリの罪と大衆の反乱 - geopoliticsさんの日記(無回転思考)
エリートの傲慢とトランプ現象 - geopoliticsさんの日記(無回転思考)
私立は課金ゲームになっている。東京の御三家は平均の二倍の塾費用がかかるという話がある。
ICTで格差が出来る
エリート校でも失敗するかも知れないもの
アクティブラーニングをめぐる五つの幻想
第一の「幻想」は、先行き不透明な未来社会を生きる子どもには、アクティブラーニングが必要で、これまでの教育では目標を達成できないだろうという前提です。
第二の「幻想」は、活動的な学び(アクティブラーニング)をおこなえば、子どもたちは主体的・能動的に学ぶ(アクティブラーニング)ことができるだろうという前提です。
第三の「幻想」は、学校でアクティブラーニングを経験すれば、知識や技能を活用できる新しい学力(思考力・判断力・表現力)、学ぶ意欲や「生きる力」が高まるだろうという前提です。
第四の「幻想」は、研修や指導を通じて教師自らが主体的に学ぶ機会を提供すれば、どの学校や学級でもアクティブラーニングが達成可能になるだろうという前提です。
第五の「幻想」は、以上の四点より、アクティブラーニングは好ましく、国の教育政策として導入されるべきだという前提です。――「はじめに」より
なぜ宿題は「無駄」なのか?――“当たり前”を見直した公立中学校長の挑戦 (1/4) - ITmedia ビジネスオンライン
高校教師の父『暴力を用いず指導したいが、幼い頃から暴力が当たり前の世界で育っている子は最初に殴らないとバカにしてかかり会話に入れないことがあって悩む』 - Togetter