公共事業を潰した人災としての岡山水害

西日本豪雨について民主党自民党がという責任論がありますが、公共事業を悪のごとく嫌った国民がいたことを忘れている気がします。
構造改革のツケ
90年代以降、公共事業批判がありまして、徐々に公共事業を削減してきたのが今の日本です。そのおかげで文化事業なら良いだろうという抜け道で学校(校舎)が綺麗になったそうです。

結果というのは10数年後に出ます。


秋田県の建設会社勤務の方より切実な訴えです。供給制約を無視することでなんと公共事業... - 日本は破産しない!(オフィシャルページ) | Facebook


公共事業も実は民間需要を食っていたクラウディングアウト説というのもあるようです。どっちにしろ民ではなく官=地域への公共投資がないのは同じだと思われます。

ちなみに教育も2005年前後から変わりまして、今結果が出ています。時間差は人間が認識できないものの一つだと思います。ほかに認識できないものは確率です。

公共事業が日本を救う (文春新書)

公共事業が日本を救う (文春新書)

 イタリアのジェノバで起きた高架橋事故では、強度計算のミスという構造上の欠陥が原因だという見方が強まっている。伊紙コリエレ・デラ・セラによると、国内の高架橋崩落事故は5年間で6度目。緊縮策で、インフラ予算が大幅に削減されたことも背景にある。
イタリアで相次ぐ高架橋崩落 5年間で6度目、緊縮財政も影響? 道路投資、10年で3分の1に - 産経ニュース