地方議会が消える日 議員の高齢化と後継者(候補者)不足

統一地方選ですが、以前読んだ面白い話を。

今、そこかしこで人手不足ですが、実は議会も人手不足だそうです。なり手(立候補)がいない。つまり起こることは無投票当選です。

それはリスク(失職)が高い割に、給与が安いからだそうです。公共事業という美味しい?話も最近はありません。はっきり言って割に合わない。それは官僚のなり手が減ったのと同じです。給料後払いシステムである天下りも少なくなったからです。

ですから増えるのは現職の無投票当選=高齢化になり、その次に来るのが空席になる議席です。

確かどこかの自治体が議会を閉めました。自治法にある規定でそれが出来ます。

第九十四条

町村は、条例で、第八十九条の規定にかかわらず、議会を置かず、選挙権を有する者の総会を設けることができる。

地方議員が海外視察に行って、レポートは丸写しという事件がありましたが、まともに書ける人材がいるかと言えば、なかなか難しいのではないでしょうか。

追記

徐々にこの話が増えてくるでしょう。

市議選で1人足らずに定数割れ、長野県岡谷市 現職の半数立候補せず [統一地方選挙2023]:朝日新聞デジタル

 

横浜市議選で戦後初の無投票当選 定数5の神奈川区 | 選挙 | カナロコ

 

 

なんと26人当選...「NHKから国民を守る党」拡大遂げる おひざ元・渋谷区にも議員誕生 : J-CASTニュース