(実質)民営化される図書館
今来産業
重要なことだからもう一度いいます。蔵書等70万点を擁した大阪府立国際児童文学館を潰して、蔵書数2.5万冊(うち1万冊は民間から寄贈を求める)「こども本の森 中之島」を新設する←大阪は、いまココにいる。
— 山田邦和 (@fzk06736) 2019年4月26日
「こども本の森 中之島」の計画を見て、延床面積800平方mということを知った時は、2ケタ間違っているんじゃないかと目が点になりました。ちょっと図書館が充実している人口2万人以下の町ですと、図書館の延床面積は1400平方mくらいだという統計がでています。大・大阪市の人口は確か270万人ですよね?
— 山田邦和 (@fzk06736) 2019年4月27日
大阪周辺は飽きて、追っていなかったのですが、例の図書館が新しくなるようです。
来年開館予定の「子ども図書館」への寄付金5.4億円集まる 大阪市(MBSニュース) - Yahoo!ニュース
「こども本の森 中之島」は、建築家の安藤忠雄さんが設計から建設まで担ったうえで大阪市に寄付する予定の児童書を中心とした本の施設です。
大阪市は蔵書約2万5000冊のうち1万冊を一般から広く集めたいとしていて、募集を始めた今年1月から2月末までの間に約1万8000冊が集まり、運営費用に充てられる寄付金も今年3月末時点で約5億4000万円集まったということです。
経緯
他の方々も言うように、橋下知事は大阪府立国際児童文学館を廃館へ追い込んだ。同館は児童書等70万点を所蔵した日本最大の児童図書館であり、民間の出版社から年間2万冊の寄贈を受けてきた。それを目の敵にして血祭りに挙げたのが維新の政治であったことを忘れてはならない。https://t.co/SbrwcvBwwl
— 山田邦和 (@fzk06736) 2019年4月26日
それに、この「こども本の森 中之島」は蔵書数はわずか2.5万冊だという。2003年統計によると、都道府県立図書館64館の児童図書総冊数は350万冊(5.5万冊/1館)。市区町村立図書館2,575館で6900万冊(2.7万冊/1館)。大・大阪市の施設としてはあまりに不充分なことは明らか。
— 山田邦和 (@fzk06736) 2019年4月26日
民間の自発的な協力による資料寄贈としては日本国内で最大の規模であった。また、出版社のみならず一般の利用者からも資料の寄贈を受け付けていた。
名目上あるという意味ですね。ないよりかはマシですけどね。
金がない先に消える図書館
本を燃やすのは市民であって、権力者ではないという民意が大阪
しかし、維新系は常にストロングスタイルなんですね。
「こども本の森 中之島」がついに、7月5日(日)13:30より開館します。
— 大阪観光局【公式】 (@Osaka_Tabilog) June 23, 2020
絵本だけでなく、大人も一面の本の世界にワクワクできる「本の聖地」。
事前予約開始日や、予約手順については6月27日(土)に公式HP・SNSでお知らせ予定です。
▼#こども本の森中之島 ▼https://t.co/KkKszUNJs3#安藤忠雄 pic.twitter.com/vr929sDYuY
日本維新の会は「学校司書の配置促進と専任化など学校図書館のさらなる拡充」には同意できません - Togetter
図書館を使い倒す!―ネットではできない資料探しの「技」と「コツ」 (新潮新書)
- 作者: 千野信浩
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/10/01
- メディア: 新書
- 購入: 8人 クリック: 139回
- この商品を含むブログ (47件) を見る
シリアの秘密図書館 (瓦礫から取り出した本で図書館を作った人々)
- 作者: デルフィーヌ・ミヌーイ,藤田真利子
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2018/02/28
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (2件) を見る