「2位じゃダメなんでしょうか?」はそこまで批判される発言だったのだろうか | 私が令和に語り継ぎたい「平成の名言」 | 文春オンライン
2位じゃだめなんですか?
これは民主党政権で仕分け事業の時に、蓮舫議員が発した言葉である。これは助け舟というのが通説である。しかしここに問題がある。それは専門性とプレゼンの上手さである。
1.専門性は高度な抽象性を持ったものである。ゆえに素人に説明するのが難しい。
2.プレゼンの上手さとは、発言する技能である。議員やタレントが得意である。というより必須科目である。が、役人や科学者は総じて下手である。
今までは業界内だけで理解できたことを、いきなり外で発表しろ(納得させろ)いうのは酷である。これはあるタレントが言っていたことだが、要約すると素人がテレビでしゃべるのと似ている。普通の人には難しい(某ドキュメント番組でも「台本(演出)」があるらしい、そのくらい難しい技術)。科学のプロでも、タレントにはかなわないのである。
要するに橋下徹の口の上手さが最強ということです。論理性は問わない。人間は勘定で理解する。理屈は通じない。これはかつて島田紳助がどこかで似たようなことを言っていたと思います(たぶん「行列ができる相談所」)。
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その後化学予算を減らす方向に行ったので民主党の責任は重いでしょうね。悪い意味でつかわれてしまった。
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