教育は素人の思いつきで始める
アホな政策は大学より下の学校で始まっています。それが大学レベルまで上がってきただけです。
「大学入学共通テスト 見切り発車でいいのか」(時論公論) | 時論公論 | 解説アーカイブス | NHK 解説委員室
まともな報告書すら消える存在な上に、嘘の報告書(エビデンスなし)で政策が始まります。
老後2000万円「報告書はもうなくなった」自民 森山国対委員長 | NHKニュース
エビデンスがない政策はずっと前から、まともな教育学者から指摘されていました。
なんとか会議に教育学の専門家がいないというのがそもそも間違いの始まりです。素人が作文を書いているのです。
エビデンスなしで決まった英語教育
著者が英語について調べようとしたら報告書(調べた論文)がなく、自分で調べなければならなかったと書いていました。つまり、政策を実行するための論拠がなかったのです。エビなし。
「日本人と英語」の社会学 −−なぜ英語教育論は誤解だらけなのか
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成果が怪しいのに始めたゆとり教育。
教育は学校外
学校教育の問題は学校以外の問題が大きく、現場レベルではお金の問題です。
かなり古い本ですが、政策レベルではこれ未満の話です。
情報なき意思決定
既視感があるのは太平洋戦争時の日本軍です。実際は数字が上がっていたけど無視せざるを得なかったというのが真相だと思います。敵は米国ではなく日本人。
日本はなぜ敗れるのか―敗因21ヵ条 (角川oneテーマ21)
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