追記
神の代理人は我々だけであると本当に宣言するとは思わなかった。
キャンセルカルチャーを奪い返す 「表現の自由戦士」は正しいか | | 五野井郁夫 | 毎日新聞「政治プレミア」
殴られても、平民からは殴られ返さないという帝国貴族(銀河英雄伝説)みたいな特権意識。
解釈権の独占と報道権の独占(何を報道しまたしないかを選ぶ権利)を持つ側の横暴さが日に日に激しさを増している。
左翼は、不寛容で、柔軟性がなく、非論理的で、憎悪にあふれ、見当違いで、知識不足で、非アメリカ的で、偽善的で、威嚇的で、無慈悲で、無知で、心が狭く、ときにあからさまにファシスト的な行動とレトリックへと退化した。私はそれをここ何年にもわたって目撃してきた。
その絶対正義を巡る戦いです。王笏を握るために。
立民・打越さく良氏、国会審議で山際担当相の信仰をただす 参院予算委で質問 - 産経ニュース
解釈権を巡る戦い
似ている現象は宗教改革の時代です。ローマ・カトリックから自立した反カトリックであるプロテスタント。これを可能にしたのは本の量産化。つまりグーテンベルクの印刷技術です。現代だとインターネットがこれにあたると思います。
何が起きたかというと解釈の多様性です。聖書は一冊ですが解釈が一つだという保証はありません。しかし一つにしていたところがバチカン。グーテンベルクによってたくさんの聖書がしかも母国語で出回れば、読み手の数だけ解釈が多様化します。万人司祭になります。
解釈を巡る戦いが起き、宗教裁判で反カトリックを取り締まる。今のリベラルはこれに近いと思います。今までは「何が善悪かを決める権利」は唯一リベラルが有する=リベラルによる圧政(リベ圧)状況でした。
【ヘイトスピーチ】フェミ騎士弁護士、フェミニズム嫌いの女性のことを「奴隷」「家畜」呼ばわりする→批判殺到。 - Togetter
宣教師というのがまさにこれで。正しい唯一の解がある。それに従え。
基本的にこの「自称フェミニスト」は『私達はとても優れていて先進的な素晴らしい考え方を持っている。それを知らない否定する人達には敵だし可哀想だから、導いてあげなくてはいけない(強制)』っていう人達なんだよな。そのまんま大航海時代の宣教師と同じ考え方。 https://t.co/FvFvtiWxTg
— 頼恩丸(らいおんまる) (@raionmaru7) January 16, 2021
何でここ数日、ツイフェミからこんなに粘着されたり叩かれたりしてんだろって思ってたんだけど、発端は私のこのツイートみたいだな。そんなにこの言葉が刺さったのか。 https://t.co/PU2tSkofsF
— 新月@「ヘドロの国のアリス」キンドルより配信中 (@kangokugai) June 19, 2020
巨乳ヘイトの頃からずっと思ってるんだけど、何でフェミニストが「正しい女の肉体」を決めるの?
— 新月@「ヘドロの国のアリス」キンドルより配信中 (@kangokugai) June 16, 2020
それに反旗を翻した大衆。正しさより影響力が物を言う時代。岡田斗司夫がかつて洗脳社会で指摘したことですね。
リベラルの生態
保守は手段だから妥協できるが、リベラルは理想だから妥協できない ここに保守の寛容性とリベラルの非寛容性の差が出る
アンケート「意見の異なる者の口を封じてよい」保守3%リベラル19% 、 「思想信条を理由におつきあいをやめる」保守24%リベラル43% ー ノースカロライナ大学等調査 - Togetter
保守派ジョークに「リベラルは1万$寄付すると宣言する。我々(保守派)は100$をここで手渡す(ドル紙幣を持ちながら」みたいなのがあるから保守派のリベラルのイメージは口だけの綺麗事を言うやつらなんだろうねえ(*´・ω・)
プロテスタンティズム - 宗教改革から現代政治まで (中公新書)
- 作者: 深井智朗
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絶対王政から陥落して唯一絶対ではなくなったということですね。だから反発するし正義のために戦争をする。正義は俺様が決めるし、悪も俺様が決める。
リベラルは全体主義である
ヘイト
ヘイト認定はリベラル教総本山であるツキジで行われる異端審問で決まる。
異端審問所の判決
http://www.hmt.u-toyama.ac.jp/socio/lab/sotsuron/97/kato/8-poorcomic.html
貧しい漫画が多すぎる(社説)
発行年月日 90年 9月 4日
媒体(紙誌) 朝日新聞 朝刊 社説
正しい教えは教皇庁(ツキジで)決める
万人司祭ことプロテクト・リベラルに対抗しなければならない。ただしフェミニズムは万人司祭である。
グーテンベルクの失敗を二度と犯さないため、ネットは検閲が必要。
教えに疑問を抱いたらガリレオの様に宗教裁判。
アメリカ大統領戦でトランプが大統領になって、リベラルの本家本元が変わってしまったので本朝のリベラルは混乱中。
性表現(ジェンダー)
実証主義は排除
フェミ二スト、イラストレーターの作品を男性扱い、モラハラ男、童貞と叩く→作者は女性でした - Togetter
ダブルスタンダード
若者向け選挙本(津田大介氏監修,16年)で、この表紙は「性の商品化」「女性である必要性はない」と言われないの?〜の話 - Togetter
はじめて投票するあなたへ、どうしても伝えておきたいことがあります。
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リベラルの抑圧
「最初に聞かれたときにどうして嘘をつかなければいけなかったのか」
— こな蜜柑ちゃんpot (@reirei_pot) 2019年3月25日
へのアンサーが
「無碍に断るとレイシスト呼ばわりされて社会的地位を失うという同調圧力が存在するから」
というの、
「ユートピアを目指して出来上がったのはディストピア」
感が凄まじいですね(こなみ)https://t.co/GrPMDLx8UA
「多様性」「寛容」、素晴らしい言葉で理想だけれど、そういう綺麗なもので世界を染めるための代償は、大概弱い立場の人へと回されるのですよね。
— 林 智裕 (@NonbeeKaerusan) 2019年3月22日
佐々木俊尚さんが対談記事で「弱者のトーナメント」という表現を使いましたが、支援すらも弱者中の強者に集中し、「醜い」「嫌われ者」は捨て置かれる。 https://t.co/4y0Zk5zxas
正しいのはどっちだ
Why Liberalism Failed (Politics and Culture)
- 作者: Patrick J. Deneen
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昔、筒井康隆の作品に影響をうけて、高校生がおじいちゃんを殺したという事件がありました。本人が「筒井作品に影響をうけて」と、はっきり言っちゃったんですよ。 あの時の筒井康隆は偉かったよね。 「文学とはそういうものだ」ってはっきりと言い切ったんです。 文学というのは人の心を立派にするようなものではなくて、人の心を下品にしたり、殺人者を生んだりする毒である。毒であるからこそ素晴らしいのだ。この世の中にはない「毒」がつくれるからこその文学である。 だから俺は「俺の作品で人殺しが出た」ということを誇りにはしないが、隠そうとも思わない。”
岡田斗司夫『遺言』