リベラルの生き残り方
今回の事件は日本が完全に自由であることが証明された。村の掟以上のものはない(村社会での自粛を強要)。法律は完全に人権(自由権)を保障している。だからこそ要請しかできない。これを超えることは超法規的措置になる。災害対策基本法だとかなり強力に出来るようだけど。
国家による管理ができないと追跡に異様に時間がかかる。
「調査の電話に出てくれない」感染拡大の若年層、追跡拒否のケースも(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
新コロナ後はこの自由が問題になる。そして参考になるところは中国である。
- 罰則付き制限が可能
- デジタルで追跡可能
このモデルが導入されると予測できる。
中国でなくとも、韓国はクレジットカードの履歴から追跡。台湾はGPSで帰国者を管理。フランスは罰則付き行動制限。
韓国の実態が一番まとまっている。単純化するとデジタル監視で効率化、徴兵で医療部隊を調達。現地に投入(拒否はできない)。
韓国でコロナ検査「世界最大級」のウラで医師が「動員」されていた!(崔 碩栄) | マネー現代 | 講談社(1/5)
リベラルの「悪あがき」
わかっている朝日新聞は先手を打ってきた。逆張りリベラルはこういう風になる。
(インタビュー)疫病と権力の仲 新型コロナ 金沢大学法学類教授・仲正昌樹さん:朝日新聞デジタル
感染撲滅という正しさが生む村八分 磯野真穂さんの警鐘 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル
感染拡大せず「日本スゴイ」…80年前と重なる嫌な流れ:朝日新聞デジタル
現実から目を背けている感はあるが、それは朝日新聞も同じ。
今回は上手く対処できたけど、実際のところ戦力が不足してぎりぎりだった。そこを「凄い」というか「戦前回帰」というかの違いでしかない。現実は戦力がガタガタである。本来は必要な対策はこれですと書けなければならない。お気持ち感想文は左翼の反対は右翼というコインの裏表でしかない。
欧米流の正しい普遍的価値がそろそろやばくなっているこのご時世に、あえて持ち出す感覚は人としてはいいけど作家(評論家)としては感性が鈍いとし言い様がない気がする。隣国中国が高笑いしている状況。貿易戦争の裏で思想の戦いでもある(プライバシー=セキュリティ)。
現代ビジネスは冷静
もう元の世界には戻れない…コロナウィルスに粉砕された理念の数々(野口 悠紀雄) | 現代ビジネス | 講談社(1/7)
新型コロナウイルス対策、政府はどこまで「自由」を制限できるのか(児玉 聡) | 現代ビジネス | 講談社(1/6)
韓国でコロナ検査「世界最大級」のウラで医師が「動員」されていた!(崔 碩栄) | マネー現代 | 講談社(1/5)
新型コロナ後、中国の権威主義が勝利し、欧米の自由民主主義が敗者になる | 木村正人 | コラム | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
コロナの一年前(2018年)
欧米の衰退とデジタル権威主義の台頭 / 2018.8.13 Mon Focal Points | FOREIGN AFFAIRS JAPAN
ちなみに反ワクチンと同様、公衆衛生は自由と相性が悪い。
科学者がどんなに「事実」を並べても、"反ワクチン"が強く支持される理由 | ハフポスト
マイナンバーで紐付けされないため個人に到達するまで異様に時間がかかる。
自由と安全が天秤にかけられる。給付金は今だが、監視社会はこれからです。
政府より民間の方が情報を持っている。
AppleとGoogleが提携。新型コロナ感染者との濃厚接触をBluetoothで検出する技術を提供 - PC Watch