視聴率と正確性のチキンレース

某TV局が監視対象になったらしいが、情報の毒を投げ入れる組織は監視される。

玉川徹氏、岡田晴恵氏らの発言を官邸が監視 文書は922枚に|NEWSポストセブン

諜報活動の基本は現地の新聞の切り抜きだそうで、その線から見るとなるほどと思う。国内なので防諜の方ですね。MI5の方。MI6はジェームス・ボンド

テレビは微妙な嘘を付く

テレビ局は視聴率がKPI(今もだよね?生前やしきたかじんが視聴率からコストパフォーマンスになると予測していた)。ネットに押されてTVの広告費が伸びや悩んできた時期*1に、新型コロナ特需で視聴率がいいらしい。そこでこれでもかと弾を撃ち込む。問題はここから。弾をどこに撃ち込むかである。

マスコミの付加価値

テレビ局は情報を素のままで出すと価値がない。価値をつけるには何かを付ける。そこで芸人さんがよく言う「角度をつける」ということをする。直接ではなく変化球を投げる。当たり前だが人に当ててはだめ(デットボール)。かと言ってど真ん中に出すのも駄目。インコースギリギリを狙う。そのチキンレースで危ない橋を割った勢力がいる。反権力はいいとしてその周辺(今回は医療関係者)にまで延焼して不評をかっている。

× テレビを見ると馬鹿になる → ○ 馬鹿がテレビを見ている