出羽守やリベラルは心の軸を基本的にアメリカ・ヨーロッパにおいている。その国がガタガタになると軸を失う。成功モデルが中国だとその反欧米主義的なもの(例えば人権)が邪魔をして礼賛(らいさん)できない。それは自分の政治信条を否定するものだからだ。自分たちが嫌いな日本と近いアジア的なものを肯定できない。ではどうするか? 意図的に情報を隠して高度な嘘をつく。
新型コロナウイルスで韓国の対策が優れていることは間違いない。ただしリベラルは本当のところを言わない。プライバシー無視で監視し、人権無視の隔離を強制できたところは無視した。つまり「言わない」という嘘をついたのである。
日本は人権に配慮して隔離政策はとれない。かつてハンセン病でいたい経験をして法的にかなり抑制的になっている(感染症法)。
彼らの桃源郷が消えたときどうなるだろうか。心理学はその答えを出している。それは認知的不協和である。
予言は外れたのである。
予言がはずれるとき―この世の破滅を予知した現代のある集団を解明する (Keiso communication)
- 作者:フェスティンガー,L.,シャクター,S.,リーケン,H.W.
- 発売日: 1995/12/01
- メディア: 単行本