内務省という全国統一組織がない

伝染病は行政と一体。行政とは国の組織である内務省

北里柴三郎 - Wikipedia

北里柴三郎の所属先は内務省の研究所。

その後、私立伝染病研究所は国から寄付を受けて内務省管轄の「国立伝染病研究所」(現・東京大学医科学研究所)となり、北里は伝染病予防と細菌学に取り組むことになった。

その後「解体」される。 現文科省に移管。

かねがね伝染病研究は衛生行政と表裏一体であるべきとの信念のもと、内務省所管ということで研究にあたっていたが、1914年(大正3年)に政府は所長の北里柴三郎に一切の相談もなく、伝染病研究所の所管を突如、文部省に移管し、東大の下部組織にするという方針を発表した。

かつて内務官僚だった人が後藤田正晴。しかし戦後、内務省が解体されたので警察庁に移った。

戦後75年。そろそろ統一組織が必要な気がする。ただ防波堤の様なものが必要になる。権限を強化した官邸が失敗しているからね。