悪名は無名に勝ると質は理解されない
昔から悪名は無名に勝ると言われていまして、ネットはそれがかなり安い値段になったのだと思います。大昔だとダイレクメールがあって後に迷惑メールになった。デジタルが価格破壊を生んで下限が下がった。
もう一つは質の問題です。
実は質はあまり理解されない。善し悪しはプロが見れば分かるけどプロはそこら辺にいるわけではない。今はパワポが流行っていてプレゼンと組み合わせて大盛況である。しかし、よく分かっている人はそこを評価しない。分かった風に見せるだけだと知っているからである。例を出すと米国のアマゾン本社はパワポを使わないそうです。
この質問題にいち早く気づいたのが『ナニワ金融道』でタイヤの質で消費者をだますことが書かれていました。他だと『ラーメン発見伝』の芹沢だったと思います。
どちらにせよ質は実はわかりにくい指標だということです。
アフィリエイトでガンガン回しているところや企業案件youtuberは、ほぼやらせ疑いで見ている。何というかその人の生活感みたいなものが感じられない。仕事道具ならこだわりがあるはずだから。
オタク臭があるところはある程度信用できる。例の将棋の二冠はPCの技術的動向をよく見ているので安心出来る。ライゼンのスリッパとメモリMAXは分かっている人の選択です(将棋AIはCPUのスレッド数とメモリを大量に消費する。それ以外はほぼ使わない。)。何でもお金をかけて、てんこ盛りは感心しない(かっこよくない)。