政治家の失言対策 会見をしなければミスをしない

失言を減らす対策をした政治家

バルセロナというサッカーチームがあります。このチームは非常に高い技術力を持っています。これを使ってあることをしました。

ボールを奪われなければゴールを奪われることがない。

一般的にチキタカと言われていますが、本質はボールを保持し続けることです。そうすれば少なくとも相手はゴールを奪えません。そのための方策です。それを可能にする方法が高い技術力とそれを生かしたボール運び、すなわちチキタカ(Tiki-taka)になるのです。

ティキ・タカ - Wikipedia

 

 

同じことをやったのが日本の首相です。

日本のマスコミは失言が大好きです。時間単位で失言が発生するなら、時間を制限すれば少なくとも数は減ります(確率論だと間違いのはず)。

すなわち打席に立つ回数を減らせばいいのです。三振の数を減らすために打席に立つ回数を減らすのです。割合は変わらなくても数は減ります。人は割合ではなく数でカウントします。

失言も累積効果で致命傷になるので累積を減らす。そのための戦術だと思います。原稿を用意するのもそのためです。予め推敲していれば失言の可能性を減らせます。逆にアドリブは危険です。

マスコミと同じことをやるのが刑事コロンボで、不意の質問でぼろを出す犯人というのがメインです。

ということで、これからも失言を減らすマスコミ対策は続くと思います。会見が減るかペーパー一枚で済ますか。とにかくマスコミは今までの技術(コロンボ的な)は通用しにくく、専門性を磨くしか生き残れない気がします。もちろん専門性は高いのでたぶん用意できないと思います。