院政~非公式の権力~
プロ野球界の真のボス
球界のボス(院政)はナベツネ。球界はナベツネが健在だったため、いろいろ話が通りやすかった。その実例がアテネ五輪(野球)のゴタゴタだった。
プロ野球再編時にナベツネ不在でオーナー会議(リックスと西武の体制だったはず)は何も決められなかった。
東京五輪の混乱
五輪は間違いなく森元。本名は森だがなぜか森元と言われる。森元総理の略語からだろうか。
正規ルートではない権力構造でそのトップが事実上引退していると、誰も権力を機能させられない。それが現状の混乱かもしれない。
中枢がなく、各部署がスケジュール通り正しい行動を取って全滅する姿が今の現状だと思う。
後任だった川淵もいない。
元老なき明治政府
似ていると思ったのが元老制度である。元老自体は制度としてあるわけではない。ただしこの元老に依存した政治行政体制だったため、元老自体が少なくなるとその欠点が露呈する。これが軍部の独走を生む。