建国神話が現在進行形の国
某所で元ネタと言われいた小説を探したらレビューが面白かった。
まとめると「嘘を信じ続けないとならない」
(強調引用者付記)
これは、SFの形をした建国神話なんだと。
アメリカの発端も、宗教弾圧されたり、食い詰めたり、イギリスで困窮した人々が誰かのほら話、「新大陸に俺たちの国を作ろう」という奴に乗っかったという程度の話。
フィクションやファンタジーで始まった国だから、アメリカ人はみんながそれを一所懸命信じようとしている。信じなくなったら国!が瓦解することを知っているから。
始めた人は、それが虚構の上に危うく乗っかっている事を知っている。 だから、この国のリーダーは、狡猾でタフでなければならないのだね。
アメリカがその虚構を信じるために、いろいろやらなければならないのだと思う。建国の精神を具現がすることがやることである。「こうあらねばならぬ」という前進思考が常にある。今も神話が生きてる。生乾きの神話である。
レビューにあるように「危うい精神」の上に無理矢理成立していると思う。日本がお手本に出来る国ではない。
この本のレビューです。
日本だと幕末明治維新かな。ただ好きな人は総じて司馬遼太郎なんですよね。