思想の土台が戦後冷戦下という特殊な状況だったので、虚構の上に構築した思想は役に立たないと理解された。
ウクライナの一件このかた、本邦「戦後」的リベラル系もの言いや身ぶりの「正義」の底が最終的に抜けて、世間一般その他おおぜいの眼にも「これもうあかんやろ」になっとるが、それらとは逆の「保守・憂国」系も、雑誌その他の売れ行きがウクライナ以降ガタ落ちになっとるという話を耳にした。
— king-biscuit (@kingbiscuitSIU) April 30, 2022
何度か書いているがその虚構の世代の最後尾が60年代生まれ(最下限が70年代生まれ)でこの世代がオワコンになっている。橋下徹が右と認識されているが土台は戦後左翼の思想である。彼が悪いのではなく生まれた時代が古くなったのである。無意識に身についた感覚は取り除けない。
戦後戦争を否定したため戦争そのもに対する知識が思想以外ない。思想=戦争は良くない以上の言葉がない。論理はそもそもない。平和の論理(相互経済依存)はロシアがぶっ飛ばした。
戦後虚構をばらまいたことに対する解毒剤がある。