入試と入試問題の違い

これは調査の基本だと思うが入試と入試問題は違う。

入試問題は今の方が難しい。ただ入試は過去の方が難しい。これは子供の数が多かったからである。今は浪人しないが昔は浪人が当たり前。それは合格者の枠が少なかったからである。浪人率は今は9%で過去は30%である。全入時代はすごい。

今の入試問題が難しいのは研究が進んでそれに対応するために入試の難易度を上げているのだと思う。かつて入試は教科書を読めれば解けたらしい。昔とは戦前で大学進学率が1割未満の時代である。現在は事前準備がないと解けない。公立の一貫校の入試(適性検査)も準備無しには解けない。だからこそ塾に行かないとならない。才能と訓練である。