ここ数ヶ月でリベラルの専用だった反戦平和が消え去った。現実の武力行使に何も役に立たないことが証明されてしまった。しかも核保有国には攻め込めないという核の正しさのおまけ付きである。
さて戦後野党側(リベラル)が支持してきた政策はいろいろあったが残りは労働問題くらいしかない。しかしこれには及び腰である。さらに原発で労働組合から嫌われた。
よって残ったマニフェストはフェミニズムしかない。さらに反原発・反ワクチンである。環境問題もリベラル欲張りセットである。
参院選、気候変動は後回し? 「命に関わる」争点化へ動いた若者たち [参院選2022]:朝日新聞デジタル
かつて憲法9条が野党の分断線でこれが消えれば(憲法改正されれば)、与野党とも党が分かれる理由がなくなると予想された。ロシアの戦争によって9条関連が事実上消えたので野党がまとまるかと思ったが、同じような看板を掲げて別政党になっている。
やっぱさ。
— ボマー (@bomber_bookworm) June 29, 2022
「リベラル」「護憲」「平和」「反戦」「反米」「反自民」「反自衛隊」「文化人や芸術」「国際的」、という、戦後日本限定の大雑把に左寄りの政策自認などの詰め合わせセット、が静かに崩壊しつつあると思うんだよ。
その中で最後の抵抗というか断末魔があちこちで上がってるイメージ。