戦後の正しさが保証されないとき

戦後の自動思考

NHKで日本の高校生が武器があるから戦争が続くと教科書的*1なことを言って、ウクライナ人が武器が無いと虐殺されると返され、その高校生はそれ以上何も言えなかった。

日本の学生とウクライナ避難民の直接対話「武器を供給したらいつまでも戦争が終わらないと思うが?」 - Togetter

これまで「平和」の名の下で教えられて来た事が、侵略する側の論理だと突きつけられるのは、エグい経験だよなぁ。

戦うって何?:「戦わなければ殺される」ウクライナと日本を隔てる戦争の記憶 | 毎日新聞

日本の平和論の典型が非武装中立で、平和運動として自衛隊反対と米軍基地反対になる。あの子供たちは悪くない。正しいのである*2

 

「戦争ラブな男」には「セックス・ストライキ」 求められたら会員証提示、「お断りします」: J-CAST ニュース【全文表示】

 

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その正しさが終わってしまった。別の言い方で言えば何も考えてなかった。だから左翼が力を失うのである。

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年齢的に60年代生まれで戦後の最後尾世代である。いわゆる新人類世代である。

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日本を悪と設定してその他を善にしているため、例えば韓国が明確に悪となって擁護できない場合、彼らは動けなくなる。ウクライナ人に反論されて何も言えなくなった高校生と同じである。

事例

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善悪に言論的な単純化された世界が明確になくなった世界でどうするかが問われている。テレビ的世界ではできない。それはテレビのフォーマットが二元論しか処理できないからである。