細分化された専門性
高度に発達した世界だと専門性が先鋭化される。針の穴とは夏目漱石が言った専門家の領域の狭さだと思うが今は本当に狭い領域になっている。それは高度に発達したため専門性を獲得するには領域を狭めなければならない。針の穴は深さが深くなる。
顔に特化
田中角栄が歴代一位だったはずだが、議員は法律を作ることが仕事である。だから立法府の看板を掲げている。実際に作るのは行政府だけど。
専門性を上げると分野が絞られる。国会議員の場合、専門性が高まりすぎて全部出来る人がいない(初めから存在しない)。小泉ジュニアは顔が良い看板としての機能があってそれ以外は求められない。だから法案を出せないし、出さなくて良い。政策に強いのは官僚出身の政治家が担っている。かつて陣笠議員という喧嘩専門家がいた。プロ野球も乱闘要員がいた。専門性が必要なのである。
小泉進次郎の何が厄介って、「立法」「行政」というプロセスについてはこんだけ解像度が低いのに、一方で「どうすれば人が動いてくれるか/味方になってくれるか」、つまり「政治」というプロセスについてはやったら理解度が高いことなんだよな。
— Count K.Kawazoe (@_____zoe_____) September 27, 2024
だからマトモに政策が出せないのに人だけは動かせる。 https://t.co/L0KUsJHIQC
神輿としての才能
神輿としては役に立つけど軽すぎる神輿はどうなるかという話になっていくと思われる。裏はガースー(菅官房長官。菅総理と書くと菅直人とかぶるので)です。