日本のフェミニズムはなぜしくじるのか

要約:責任を取るポジションが理論上存在しない。だから母親という責任あるポジションが出たときにおかしくなる

例:男児を女風呂に入れるな。シングルマザーはどうするの?

 

責任を取らせる相手を求める。例えば男性・家父長制など。

娘のフェミニズムと言われるゆえんである。

手を上げない女たち

 

子供と母親がいない日本のフェミニズム

日本のフェミニズムの第一人者はおそらく上野千鶴子で、この人の想定する女性に母親はない。そして母親なら子供がいるのだがが、もちろん母親がいないならその子供も想定していない。だからこういうことが書ける。

 

 

自閉症の子供とその母親をどう書いたか。冷蔵庫マザーなどフェミニズムの外ではかなり批判されている。

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子供と女性がぶつかるという謎の現象

彼女の論理構成に母親及び子供が想定されていないため、女性と子供が街で出会ったときに問題が発生する。理由は対処法が書かれてないから。

男の子は何歳まで女湯に入れるかが問題になる。男児は男?

スープストック事件でも独身女性が暴れていた。ライフステージに合わせた=子持ちの女性にシフトしますよという話にネットがざわついた。

フェミニズムLGBTはどうするの?

もう一つ想定していないものはLGBTである。特にT=トランスである。詳しい説明は専門家にお願いするとして、男に見えるが実は女性という人が想定に入ってない。これだけでも西洋由来(キリスト教)の思想だとわかるが、中間を想定しないから見た目が男性だと断定してしまう。実は見た目は男性でも心は女性という性がないことになっている。

女性用トイレの扱いがなぜかリベラル側(=フェミニズム)から出ず、保守派から出る事態になる。

日本型フェミニズムは男尊女卑(親分子分の関係)

日本は家父長制という設定だと、男が女を守ることは正しいとなる。慈悲的差別というのだが、日本でもこの強いパパが女の子を保護するという仕組みが作動する。フェミニズムはなぜか男女平等とは違う経路になっている。男女平等とは矛盾する答えをいつも出す。

責任を取らない女性

責任を取らないというのが一番の問題である。上記で述べたように母親というポジションを想定してないため責任の発生が存在しない。だからいつまでも甘えた娘ということになる。日本のフェミニズムは娘のフェミニズムである。

 

責任の重さはこちらの本で分析されている。重い故に無責任が生まれる。

管理職も責任を取るポジションである。よって責任を負う気概がない女性は管理職には向かない。

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