geopoliticsさんの日記(無回転思考)

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マスコミが芸人に学ぶおもろい話の作り方

 

おもろい話の作り方

芸人の創作技術

かつて島田紳助が芸人は嘘はつかないけど大量に加えるみたいなことを言っていた。たとえ話で道にキャベツが落ちていたとする。ここまでは本当。これを千切りにして何かを混ぜてほぼ原型がなくなる。これが芸人のお話だと。

それを世間では嘘という。

芸人である明石家さんまの元嫁、大竹しのぶがさんまの家族話を評して嘘をついていると言った。これが普通の感覚である。その嘘をやるのがマスコミである。

おもしろくなければニュースじゃない

プレスリリースのようなプレーンな情報だと付加価値がない。だからいろいろ添加物を入れるのだが、原型がなくなってやたら辛い物が出来る。そうすると素材が死んで元々なんであったがわからない。

これは情報操作から誤報という範疇に入る。メディアは見てもらわないと意味がないが見ている方はそういった演出に引っ張られる。映画やドラマは引っ張るのが仕事。ニュースにそれを持ち込むと意味をねじ曲げないようにかなり難しい技術がいるはずである。

かつて総理大臣を務めた佐藤栄作は辞任会見で新聞は嘘を書くと断言した。作法は昔からあって今も変わらない。

おもしろい話はそれほどない

島田紳助の話に戻るのだが、日常にそれほどおもしろい話は落ちていないとも語っていた。紳助はいろいろあるがたまに本音らしきものを見せる。その部分は技術なので実は隠したがるのが普通だけどたまにぽろっとだす。師匠とされる上岡龍太郎はきっちり語ることがある。

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普通はつまらない

今はネットでその嘘がばれやすくなっているけど、ネットがまた嘘を書くようになっている。

価値がある嘘

価値がない真実

価値があるのはずっと細かな味のしないニュースだったりする。諜報活動はそういった断片情報を集める。

第二次世界大戦中にアメリカの図書館司書がやっていた対外情報活動の話 - Togetter

一周回って教科書がベストということに気がつく人がいる。学校の教科書は実は少し情報が足らないのだが、ほほ間違いがない。ただ平坦で薄味なののでジャンクフードのように美味しくない。情報も同じで普通の情報はたいして耳目も集めずおもしろく感じないのである。ただし情報としてみれば今のところベストではある。