公取が動いたわけ
以前公正取引委員会がジャニーズに対して注意したことがあった。なぜ公取かというとそれは独占禁止法を司る組織だからである。では何を独占したのか?
元SMAPの3人めぐって…公正取引委員会がジャニーズ事務所を「注意」した真意とは | 文春オンライン
何を独占したのか
独占が禁止されている理由は経済学や公民の教科書に書かれているように、独占は企業利益を最大化させ消費者の利益を最小化させるからである。これをやった現場がテレビだった。
ご存じのようにテレビは巨大な電波を数社で独占している。正確には寡占であるが事実上数社で大きな利権を抑えている。そこに出られる芸能人は限られている。ここにねじ込んだのが某男性アイドル事務所である。
同業者潰しで利益を独占する
やり方は簡単で同業者を排除することである。男性アイドル枠を独占して他者を潰すことで利益を最大化させる。被害者は他者の男性アイドルである。DA PUMPがそれだったらしいことはジャーナリストが指摘している。
DA PUMPとKinKi Kids
ジャニーズ事務所の長期的な弱体化は不可避 松谷創一郎氏 書き起こし
でこの番組の特徴はですね
ジャニーズの 競合の男性グループ、 アイドルグループが出演をしにくいことなんですね
長らく言われているのが 1997年11月14日にですね DA PUMPっていう 紅白に5回ぐらい出ている
最近再ブレイクしましたけども そのグループが 出演をする日にですね
これ予告されていたんですけども 当時売り出したばかりのデビューしたばっかりのキンキキッズの出演がキャンセルとなったことがありました
これを最後にDA PUMPは 10何年後かな 20年近く後まで出演ができなかったん ですね
KinKi Kidsの歌は例の山下達郎提供の「硝子の少年」である。
1997年7月21日発売。
ほぼ一ヶ月違い。
1997年6月11日発売
Feelin' Good -It's PARADISE-
音楽番組の件。
テレビ朝日 旧ジャニーズ問題検証番組を放送も「裸の少年」「Mステ」に言及せず | 東スポWEB
例外がヤンキーと韓国
K-POPちょっと話を長くなのでやめますけども これはジャニーズとうまく取引 をしたからです
LDHとK-POPはジャニーズと系譜が違う。だから競合しなかったから出来たと思うし、取引出来たと思う。
元業界人の解説
日テレとナベプロの戦い
かつて日テレとナベプロの戦いがあった。ナベプロが自社のタレントを日テレに出さないということをして、日テレ側はそれに対抗するために自前でタレントを産む必要があった。ということらしい。
<テレビの礎はどこに行った?>かつて巨大芸能プロダクション「ナベプロ」と戦争をして勝ったテレビマンがいた (2015年6月10日) - エキサイトニュース
スター誕生はそれで生まれた番組である。
吉本興業も制作を請け負って芸人が6000人いる。しかもテレビ局の株主でもある。
蜜月は続くと思う。新聞は落ち目だがテレビは案外持っている。事実上規制産業だから利益は数社で独占できる。
構造上独占物なので自由がない。よって同じことが起きるだろう。
今言ったような芸能プロダクションとメディアとの環境を変えない限りは今後はジャニーズの今のポジションに他のプロダクションが入って同じことを 繰り返す可能性があります