贅肉なき体制の結末
世界は最適化されている
民は経済原則 官は国民の意志
今回のコロナウイルスで理解していない人が多かった部分は兵站の部分のように思えます。
兵站が脆弱だと作戦に制限ができます。クラスター対策はたぶん検査数がさばけないから結論として出しただけだと思われます。
例えば麻雀で配牌が貧弱なら安い役に行くでしょう。でも、国民は大三元を狙えると思っています。だから文句を言います。この差です。
民はなぜマスクを作れないのか
需要が増えたのがマスク。
- 最短でも装置の設置(納期)に3ヶ月かかる。
- さらにクリーンルームが必要。
- マスク需要が今後も続くかどうかは不明なため投資判断が難しい。
この条件でマスクが無限にできると思う人はいないけど、日本はいた。
現状は政府管理にして国民番号で管理が出来ないので、7並べよろしく誰かが途中でダムを作ってせき止める。これが転売ヤー。
今の所5月くらいに出回る予測があるのでもうしばらく。
地方の病院は少ない
岩手県の病院が叩かれているが現地の報告だと岩手地域は総合病院的な大きい病院は2つしかない。ここが感染されるとほぼ岩手の医療が終わる。
[B! COVID-19] 里帰り出産の女性 救急搬送の受け入れ断られる 岩手 | NHKニュース
もちろん早急に増やすことは不可能。だから前もって予備を確保する余裕が要る。
官はなぜ動かないのか
役人やその他の公的施設でも職員が少なく、さらに非正規で回している。今までずっと戦力増強を怠ってきた。戦力はいきなり増えるものではない。特に人は物と違って量産できない。訓練して一人前になる。
保健所は手書きでFAXと言われていますがそれは設備投資を怠ったからです。自腹でパソコンを買わせていた業界です。
一方で河川は一部氾濫したものの大きな被害にならなかったのは、都庁の土木の職員が、地下調節池などのインフラを、時には批判されながらも30年前から作りつづけてきたからだったのです。
都の行政手続き98%をデジタル化へ 元ヤフー社長の東京都宮坂副知事の戦略 withコロナで変わる国のかたちと新しい日常㉔
実務を知らない人というカテゴリー化される。実際決まってもブツを動かすことがどれだけ大変かです。
給付金業務、97%を電通に再委託 不透明な769億円 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル
公務員が少なくこの量を扱えるところになるとそうそうない。多重請負で中抜きされる。
まとめ
民は経済原則で無駄を排除しないとならない。ミクロ的は正解。
だたし政府はマクロ的にある程度保険として無駄を入れておかないと、いざというときに動けない。なければ万が一のときに個人で動くことになる。これがいわゆる自己責任である。
民間と政府は構造が違う。官を民に合わせると合成の誤謬のようなことが起きる。
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小麦があっても売れない理由
小売向けの設備が逼迫しているからだそうです。
大量に余っている業務用が消費者用に回せない。小売の供給が需要に追いつかない。お店の棚から小麦が消える。
物はあるけど売るのが大変。
在庫はあるのに、なぜスーパーに小麦粉がないの?
— 農業と食料の専門家/浅川芳裕 (@yoshiasakawa) May 10, 2020
答えは簡単。
実際、小麦原料はあるし、小麦粉もいくらでも作れますが、最大の問題は家庭用サイズに小分け包装する工場能力が、突如、急増した自宅でのパン・お菓子作り需要に追付いてないだけ(続)
需要が読めないの補足
需要の読みは難しく下手に増産すると不良在庫を抱える。
しかし、1998年に入るとブームが沈静化[1]。それまでに経験したことがない大ブームに大増産を行ったバンダイは不良在庫の山を抱えることになり、在庫保管費などが経営を圧迫、1999年3月にメーカー在庫250万個を処分。不良在庫の処分により60億円の特別損失を計上し、最終的に45億円の赤字となった。
たまごっちシリーズ | キャラクター | バンダイ公式サイト