行政は遅い・不正をしていると思う人の特徴

新型コロナで間違っている人は物や人がすぐに湧いてくると思っている説。

 

初期設定が違う人の分断線

行政は遅い又は不正をしていると感じる人の特徴

こういう思考過程

  • 行政は無駄が多い
  • 無駄を削れる
  • 無駄(予備兵力)があるのに動けないのはおかしい
  • だから職務怠慢か不正をしている

不正というのは意図的に数を抑えている等の事。

もちろん不正や怠慢が無いわけではないが、全体としては間違いである。行政側をよく知る人はそう思わない。

マスコミは商売人なので売り物として「行政を叩く情報」を売る。

実際はというと、

行政をよく知る人

  • 金が無い
  • 人もない
  • 平時にさえ足りないのに、緊急時にまともなことが出来るわけない
  • だから既存の枠組みでやるしか無い

ほかに地域住民の合意というものがある。

まるでゾンビ、45年間本体未着工のダム計画 徹底抗戦13世帯、長崎県「実力行使も選択肢」

geopolitics.hatenadiary.com

20200421現在

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必要なのは第2印象

行政への忖度ではなく既存の情報からの推論です。

これが出来ない人は情報も取れない(マスコミを信用しすぎ)。分析もできない人となる。

以前某法律が出来て状況がかなり改善されたのですが、実際の運用は年数件もなくて、ある新聞が調べたら(いい仕事をする)、理由はコストが高すぎて使えないということでした。もちろん予測できることです。なぜならその仕事を回せる人員がないからです。ほぼ原因はお金になります。

だいたいは現状としてベターな選択をしている。それ以外は大規模改修になる。そうあのみずほみたいに。

余力がないとこうなる。

全国初の図書館の無料郵送サービス、初日から殺到し受け付け終了 連休向けコロナ対策で京都府立図書館|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞

制度設計が甘かった。というよりやるべきではなかった。

拙速で失敗した英語民間試験

試験中止になった英語民間試験ですがあれが典型で調整無視でやるとだいたい大事故につながる。制度設計に時間をかけても事故はあり多くは現場の能力でなんとかしていたけど今はもう無理です。

 

山中教授の指摘する「東京のPCR検査減少」は誤解 | 鈴木 邦和 Official Site

 

第2印象は行動経済学であったシステム2ですね。

 

 

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