リアリティ番組の先 水ダウととんねるず

やらせ(脚本)を分かって上での面白さ

いわゆるやらせを分かった上で見るという番組はたぶん2つだけ。「水曜日のダウンタウン」と「とんねるずのみなさんのおかげでした」。一つは終了している。「全力脱力タイムズ」も一部そういう感じ。メタ的な演出である。

分かった上でどう振る舞うかという芸を見る。八百長をどう演じるかという力量を見る。テレビの裏側を見せる(メタ的視点)という禁じ手(楽屋ネタから始まる素人芸)がここまで進化した。

今の男性視聴者がメインの番組はその位置にある。クロちゃん回はやり過ぎだと思うけど(クロちゃん回は女性客ドン引き、男性芸人は爆笑だったらしい)。

猿岩石からここまで来た。

 

やらせは本質ではない。

木村花さん出演の「テラスハウス」 元出演者が“やらせ疑惑”について実名告白 (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

[B! 芸能] 木村花さん出演の「テラスハウス」 元出演者が“やらせ疑惑”について実名告白 (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

 

 

 

悪意とこだわりの演出術

悪意とこだわりの演出術

  • 作者:藤井 健太郎
  • 発売日: 2016/08/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)