アンチ自民の限界

古いリベラルはずっと自民党が政権与党にいたため反自民を標榜していれば良かった。時代が変わったのがソ連崩壊でわかりやすい対立軸を喪失した。

野党側が反米で点数を稼ぐ仕組みから多極化しつつある世界でどう構築するかをここ30年ずっと探ってきた。戦後の思考でウクライナ危機で限界を露呈してしまった。反米戦争反対は使えるカードでは無い。使えた人たちは既に引退している。

ずっと指摘されていたが維新が新しい「敵」である。ただし、リベラルと相性がいい。だから明確に敵として叩けない。双方とも財政再建派の分類なので右派ではない。左派は財政拡大を嫌う。

よってリベラルと維新は兄弟くらいの違いしか無い。だから明確な敵にしづらい。

で、出てくる話が女性の話になる。ジェンダーとか同性婚とかそういう経済に直接関係の無い話になる。そのくらいしかない。地方議員は違うだろうが少なくとも中央はそういうことを明確にしている。少ないパイを野党同士で取り合うことになる。

共産党「県議ゼロ」相次ぐ 新潟、福井など計5県 - 日本経済新聞

立憲に危機感、野党第1党狙う維新 「野党共闘」に変化の兆し [統一地方選挙2023] [立憲] [維新]:朝日新聞デジタル

 

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