民主党が潰した政権交代という夢~代わりはないと示した~

ブランドを毀損した民主党政権交代あさま山荘の左翼

 

民主党の二つの負債~政党と政権交代

震災と原発事故は民主党政権下だった。素人集団だった民主党政権は対応出来なかった。自民党も当然同じ状況だったと予測できるが自民党の代わりを求められていた民主党はその責務を果たせなかった。あいつらよりかは上手くやれるという印象を残せなかった。他の新政党はそこら辺が上手い。特に維新は上手すぎる。民営化した地下鉄はトイレが綺麗になったと早くも効果が出ている。わかりやすい効果は確かコンサルの人が言っていた気がする。やってすぐ効果が出るものは社員のモチベーションにつながるらしい。駄目な会社の建て直し方だそうだ。

民主党の失敗は二つある。一つは民主党自身の名誉を毀損したこと。もう一つは政権交代は無理だと国民にわからせたこと。特に政権交代の夢を打ち砕いたことが大きかった。

政権交代小選挙区

元々小選挙区制は二大政党を目指した選挙制度である。一人選挙区で甲乙どちらを選ぶかという方式で与党対野党の構図を作りやすい。だからこそ政権交代が可能だった。

小選挙区制は政治改革の一つで行政改革と併せて二つの改革が平成時代の改革である。小選挙区制は小沢一郎が作った。

『小選挙区制は日本を滅ぼす─「失われた二十年」の政治抗争』(浅川 博忠)|講談社BOOK倶楽部

六つの改革 - Wikipedia

政権交代の夢を壊した民主党

結局変わらないばかりか味噌を付けた。これは政権交代をしても変わらないという未来への負債である。

同じことがあさま山荘事件でこの事件で当時左翼(学生運動)に対する認識が変わり、左翼ブランドの価値が落ちたらしい。