先生の敵は教育委員会か 又は兵を守らない軍隊の存立という社会実験

http://www.47news.jp/CN/201208/CN2012080901002932.html
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012080901174
先生を背後から撃っているというコメントは的確な表現である。
兵隊を戦地に送り出すにあたって後顧の憂いを取り除くことは一番大切なはずなのに、兵を守ろうとせず丸腰で戦地に送り込んでいる組織がある。

教育委員会が統一のマニュアルを作って、現場の校長(の裁量)に一任しないという方針を徹底しないと隠蔽される。

(生徒を守るはずの)先生が守られていないなら、生徒を守れないのも当然である。起こるべくして起きた自殺事件である。

先生に泣き寝入りさせていたら、生徒問題への介入に躊躇せざるを得ない。誰しも自分が一番可愛い。
(注:自殺は昨年、先生への傷害は今年)。
時間軸は前後してしまうが、そういう雰囲気があったと思われる。ハインリッヒの法則*1で考えると、骨折にまで至らなかった事例がたぶんある。骨折は隠蔽しきれなかっただけで。

いま、先生は

いま、先生は

[[お知らせ : 京都新聞
男子生徒から拳で上半身を殴られたり、下半身を蹴られるなどの暴行を受けたという。教師は小指骨折のほか、顔や胸、脇腹など計5カ所に打撲やすり傷を負い、病院で全治1カ月の重傷の診断を受けたという。]]

http://mainichi.jp/select/news/20120912mog00m040007000c.html
担任に重傷を負わせながら学校側が被害届を出していないことに対して、「暴力には毅然(きぜん)とした対応をすべきだ」と、従来の姿勢を一転させ、被害届の提出を学校に求めていることを明らかにした。

先生側は拒否したらしいですね。ストックホルム症候群になるのかな。
週刊朝日の特集記事(ばら売り)
先生、学校やめたってよ 教師を壊す「教育現場」というディストピア(週刊朝日) - WEB新書 - 朝日新聞社(Astand)