反対だけを期待される野党~日本人のバランス感覚~

責難は成事にあらず

どこかの情報分析で、自民党は日本の真ん中とそこから右と左を押さえているため、野党勢力は選挙戦術的に空きがある極左を取らないとならないと言われていました。ちなみに反対側の極右も空車です。

togetter.com

まともなことを言うと叩かれるということは、野党は一生極左芸人として踊らないとならない。別の言い方をすれば、ほぼ政権を取れないことになりますね。なぜなら政権を取る票は自民党が押さえているから。

日本人のバランス感覚的には正しいけど、それだと永遠の野党になってしまう。

バランス感覚は判官(ほうがん)贔屓が典型です。対を取ってバランスをとる。だから今回のように政権側と同じ行動をとるとバランスがとれないため叩かれる。反対が正しくバランスがとれる。論理的には正しいけど日本の情緒的には間違っている。

判官贔屓 - Wikipedia

日本は二大政党制という仕組みは上手く機能しない。

お正月スペシャル「100分 de 日本人論」2015年1月2日(金)21:30~23:40/Eテレ

 

 

 

 

自民党―「一強」の実像 (中公新書)

自民党―「一強」の実像 (中公新書)

 

 

これこそ求められているザ・野党精神。

枝野氏「河野外相、代えるしかない」 韓国への対応批判 [日韓関係・GSOMIA破棄]:朝日新聞デジタル