問題は予算がないこと。”たまたま”入っていた(つまりタダ)エクセルを使ったこと。一番大きいことは紙以上のメディアが存在しなかったこと。
なぜ「ネ申エクセル」は生まれたのか 誕生を目撃した元市役所職員が語る“美しさ”の追求(1/3 ページ) - ITmedia NEWS
ワープロが消えてパソコンに移行する時にパソコンに乗ったものとそうでないものに分かれた。そうだないもののためにデータ変換ソフトが売られていた。
富士通が出していたワープロはPC版も出ていた。OASYSはキーボードも特別仕様(親指シフト)であるためこれもつい最近まで出していた。
当時オフィス向けは一太郎とロータス123でマイクロソフトのワードやエクセルはwindowsから入ってきた。office95あたりです。
今でも続く日本のバンドル式は「マイクロソフトオフィス(ワードとエクセル)」か「一太郎とロータス123」の組み合わせだった。魏と呉蜀連合の戦いだった。
ワードはほぼタダみたいな値段(だったらしい)でつけてシェアを伸ばした。
一太郎もオフィス(ワードとエクセルのセットと同じ用に一太郎と三四郎を組み合わせでさらに花子を入れる)を出して対抗した。ロータスも同様。ワードパーフェクトはいつの間にか消えていた。
そしてロータスは会社ごとIBMに買われ市場から消え、一太郎はATOKに付属しているようになった。正式には一太郎に付属しているのがATOKだが冗談で逆の扱いを受けていた。冗談が本当になってATOKはサブスクリプションになって今に至る。
このワードは本当に使いづらく途中ファイル互換を捨ててまで改良していたのだと思う。形式は95と97が違っている。97~2000までが同じ。
ワードは95、97、98、2000あり98は日本だけだった。マイクロソフトは本気でシェアを取りに来ていた。
記事にあるように最終的には紙への出力が求められる。今でも正しい使い方をした普通のエクセルファイルさえ使いづらい。これは印刷前提で作られているからである。A3で印刷するとちょうどいいサイズになっている。
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