まず、「教えていない学年の内容は読めなくて当然で、(学校で)教えることによって読めるようになる」という仮説は否定された。
— 新井紀子/ Noriko Arai (@noricoco) November 18, 2022
「学校」という仕組みは、家庭環境などの要因による格差を埋めるために存在するはずだが、RSTの結果を見ると、読む力の格差は縮まっていかない。
— 新井紀子/ Noriko Arai (@noricoco) November 18, 2022
むしろ、自然な「発達」によって小中学生の間はそれぞれのレベルで伸びていき、格差がまったく埋まらぬまま高校入試をむかえる。
小学生にとって小学校の教科書が「初見で読むのが難しい」のはわかるんだけど、まさか(高校生どころか)ホワイトカラーの大人までこれほど読めないとは想定外だった。(いや、想定してモデリングしたんだけど、まさかここまでは思わなかった。)
— 新井紀子/ Noriko Arai (@noricoco) November 18, 2022