行政と民間の稚拙なコラボ
某女性保護団体が会計で突っ込まれていたがあの話の本質は別にあって、それは行政サービスを維持できるほど公務員はいないと言うことである。
わずか数千万円でやったことに出来る(丸投げ)なら安い。本気で取り組めば人件費だけで数億円以上かかる。そのコストを都民が出すかどうかで多分出さないだろう。感情として「ずるい」という部分でそれ以外は、行政と団体(と政治家)のwin-winの話になっている。しかも効果はどうでも良い。「やっている振り」が出来る行政とお金を得られる団体で双方特である。政治活動はさすがに駄目だと思うのでそこはやめたほうがいいけど。
似た話が他でもあってそれはすき家の話である。ワンオペで強盗に入られるコストと従業員を増やして防犯するコストを比べるとワンオペの方が安い。よってワンオペを続ける。これはさすがに警察に怒られたらしいが、金の面だけで捉えると先に述べた福祉団体と同じである。安い方を選んでいるだけである。