ラーメン屋のスープと漫画のAI

AIは道具である

AIの発達によって文章ばかりでは無く絵もある程度かけるようになった。じゃあ実際使うとどうなるかという話になる。

ラーメン屋のスープは実は有名店でも仕入れている。あの味は出入りの業者に注文して作っている。ある程度店によって差はあるだろうがほぼ同じだと思われる。別を作ると金がかかるためコスト的に賄えない。本気でスープを作ろうとしてら朝4時から仕込むことが必要になる。

これと同じで、漫画もアシスタントや3Dレンダリングソフトを使っているため、いずれAI背景が使われる。背景自体既に売られている。以前こち亀で書かれていたが違和感は無かった。プロが見ると誰の筆かがわかるが素人には無理である。つげのペンで書かれた水木しげるゲゲゲの鬼太郎を見抜ける人が専門家(評論家)である。

漫画専用という道具は無いと漫画家が言っていた。コピー機が出たときに早速漫画家が使っていた。実話系の漫画雑誌で使われたそうだ。鳴きの竜とかあのあたり。

週刊誌の写真を荒くコピーしたものが出てきて、その後他人の写真をコピーはまずいという話になり、自分で写真を撮って使うようになったらしい。コピー機が出たからこそ生まれた話である。