子供が3人以上いれば大学無償化政策案の無力化
政治は何かしないと選挙に勝てないため掲げる看板がいる。岸田内閣は条件付き大学無償化を選んだ。
「子ども3人以上で大学無償化」は本当に実現する? 「1年500万円かかるアメリカ」では教育ローン返済免除が頓挫 背景に「不公平感」 | 国内 | ABEMA TIMES | アベマタイムズ
無力化していてさすが財務を預かるところは悪知恵が働く。
ただ、第1子が卒業後に扶養を外れると、扶養する子どもが2人となるため、第2子と第3子は対象外となる。
大学の授業料と入学金は「25年度から無償にする」とした。所得制限は設けず、授業料を国公立大は年54万円、私立大は年70万円を上限に補助。短大や専門学校も含める。
大学無償化は少子化対策にならない
これは意味がないという話が本題である。
少子化対策とセットのものだが効果は薄い。
- 金持ち子弟が行くので実質金持ちへの補助金。
- 大学に行きたいと思うそうはそれほどいない(貧乏子だくさんは除外される)。
- 私大はどうしても欲しい受験なのでこの層をどこまで取れるか。
- 多くの家庭が3人産むということはないので政府の出費を抑えられる(金持ちは生める)。
TLを眺めていても「みんな子供を大学に行かせたがっている(けどお金がないから産み控える)」という前提を疑わない投稿が散見されますが、日本の親の3割はそもそも子供を大学に行かせたいとさえ思っていません。必ず行かせたい親こそ3割しかおらず、世論の中ではマイノリティー側です。 pic.twitter.com/ipi5WfCMxB
— 中田:‖ (@paddy_joy) December 7, 2023