マスコミは情報に毒を入れる
「政府が直接」お届け
岸田総理がデマにぶち切れて公的機関の情報を見て欲しいとX(twtter)で述べていた。
これはかなり画期的で、マスコミも含めて情報の伝達に政府側が懸念を示したのだと思う。岸田総理本人のみの意思では無い。
検閲を避ける情報戦略
政府自身が報道に介入できない。やれば検閲となる。だからソフトなやり方で情報誘導を行った。
マスコミが角度を付けた報道をしすぎるので現場に混乱を来す。現場だけで無く支援する側=被災地以外の国民の認識も混乱する。よってこれを止めることは出来ないが遅効性で徐々に浸透させるためにあえて直接語る方式をとったのだと思う。
これは初めてでは無い。こちらで書いたが、最初が任天堂で次がトヨタである。
マスコミの付加価値
マスコミは商売上付加価値を付けなければ売れないからである。原液そのままなら意味が無い。ネットでいくらでも直接情報が取れる時代に何を入れるか。
ただマスコミに情報を希釈して整理して説明できる能力は無い。かつての成功モデルである政府批判をやるしかない。そしてネット上で有害判定を食らう。
芸能界もマスコミスルーになれるか?
そして芸能界事実上のトップである松本人志はマスコミの前に出て記者会見をやらない。キャンドルジュンはマスコミを画面の前に出させる形でインタビューを受けた。これを一歩進めたことになる。マスコミ側を映す手法はオウム真理教事件の時にドキュメンタリーで森達也がやっている。
プチ鹿島、松本人志の週刊文春への5・5億円請求訴訟に「一度、公の場での記者会見が必要。モヤモヤしている方もいる」 : スポーツ報知
誰が正しさを決めるか。