暗記馬鹿と文科省の学習指導要領

記憶力=学力という疑似相関

学校のテストは記憶力勝負なのは昔から言われていて解法パターンという言葉さえある。ただこれは上位大学には通じず練習してある程度パターンを記憶した上でその組み合わせや閃きで答案を書く。かつて和田秀樹が数学は暗記だと断言して批判されたが、大きく間違っておらず要は記憶と使い方だと書いただけである。実際解放を暗記しただけでは解けない。

 

 

記憶力の化け物が現れて上位大学に出現しているらしい。

これが文科省の懸念だった。学習指導要領は知識偏重という表現になっている。知識さえ足りない現状でそれを偏重という意味がわからなかったが、記憶のモンスターが上位大学にいると対応を考えなくてはならない。今の共通テストは記憶力ではなく初見資料や情報処理で記憶力を排除しようとしてる。