クレーム文化は機械化を阻害する
日本のクレーマー文化の話はここを読むと速いです。
xtech.nikkei.com
アメリカでなぜPCが普及したのかという話が合って、アメリカ人は確定申告を自分でする必要があるためだという説明がされた。アメリカは脱税に厳しい。額によると思うが某有名人は30年だった。日本のサラリーマンは源泉徴収である。
ascii.jp
それ以外の論点は機械化のコストである。
人と機械のコスト比較
イギリスが産業革命が起きた理由に、人件費が高くてエネルギーコストが安いというのがあった。
アメリカも似た話でこちらは人が少ない開拓時代(つまり人件費が高い)で、なおかつそこに宝の山が転がっているなら機械化してがっつり取った方がお得である。
AI化が真っ先に取り入れられたところは実は金融界で高賃金待遇のトレーダーを機械(コンピュータ技術者)に置き換えた。それだけメリットが大きい。
某統計家が指摘している高いシステム導入してもメリットは少ない場合があり、エクセルで計算した方が安いことがある。 実践しているところは1000項目くらいをエクセルで回している。ちなみにAIだと何億項目らしい。これで数パーセント違いますと出て投資を回収できる企業は超大企業だと思う。
人件費とエネルギーコストの本
精神面
精神的な部分も含めるとイギリスは機関銃を拒否してアメリカは導入したという。イギリスは騎士道精神で使わなかったそうだ。
イギリスの植民地であったインドもイギリスの同じ生産システムを導入したがイギリスのようにはならなかった。何かしらの精神的理由があると思われる。
質を上げるよりもう一台送る方が安いという合理性の徹底である。ちなみにこれと同じ事をしたのがすき家である。安全対策するより強盗に入られた方が安いという理由だった。もちろん警察に怒られた。
アマゾンの「置き配」、じつは「クレーム対応」に“ヤバすぎる秘密”があった…!(鈴木 貴博) | マネー現代 | 講談社(1/7)
良いように書かれているが総じて外資のサポートは日本基準で駄目でしかない。トラブルなしなら最高。
日本の異常な高品質とクレーマー文化
以前某外資がサポートを海外に持って行ったらビジネス系ユーザーからクレームが来て、日本にサポート会社をを作り直したらしい。
日本はサポートを無料だと考えているので、問題はITそのものではないと思う。格安航空機の話でなぜかサービスが悪いとクレームを入れた人がいたがあれ(やたら質を求める)が原因である。格安航空機は客は荷物扱いである。
IT部門はゲームユーザーと全く同じ、ベンダーは日本を相手にするな | 日経クロステック(xTECH)
機械化はマニュアル化
日本はマニュアルを拒否するのでマクドナルドで高級レストランみたいな対応を求める。マニュアル化されているから安いのであって個別対応は特注になる。
日本はサービスからお金を取れないことこそが問題ではないでしょうか。